「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「竹馬の友!」

2023年09月20日 | 健康イチバン!

                       

朝8時にスマホの電話が鳴った。オヤこの時間に珍しい、誰じゃろう。電話の向こうから少し遠慮がちな声で「〇〇ちゃんか?」と、懐かしい友の声が。
「オー、△△ちゃんかい、久しぶりだね」「実は今これこれで入院しとるんよ」という。まさに寝耳に水「ナヌ!どうしたの?」「実は10日前に脳梗塞で病院に運ばれた。でも明後日には退院の指示が出た」という。

そんなふうに病名こそ脳梗塞だというが、比較的軽くて早期発見早期治療が功を奏したのだろう、比較的元気で、如何にも彼らしく「帰ったら里いもを掘っておくから取りにおいで」と、まるで元気者同士の普通の会話にもどった。先ずは良かった!元気で退院できることに正直な気持ちホッとした。

それこそ付き合い歴70年。高校入学以来の親友の中の親友であると思っている彼。幼友達ではないことから「竹馬の友」とは言わないのだろうが定年退職以来20年を超える「やぶの中のクラス会」の竹やぶの持ち主なので「竹やぶの友」と呼ぶのが似合っている優しい男である。そんな彼が少し暗い声で電話してくるとは思いもよらないこと。まして今の自分がこれから先どんな治療が待っているのか定かでない中、親しい同級生が病に伏せるようなことがあってはこちらの立つ瀬がなくなる。そんな心配をしたが、10泊11日のホテル愛宕山(国立病院機構岩国医療センター)生活を卒業してくれたことは有難い。

かれは8階の病室だったらしく、朝陽に映える二人の元の会社の工場群から立ち昇る煙の勢いに勇気づけられたと話した。約6年前に同じ感情で同じ景色を見た私の場合は「副鼻腔炎」での1週間の入院体験だった。そんな昔話をしながら「また遊びに行くよ」と電話を切った。
じわりじわり周囲の友が何かと病に取りつかれる現象を見るのは辛い。その中の一人に数えられる自分ももっと頑張らなくっちゃ。
やはり健康がイチバン大切である。当たり前のことだが、改めてそう思う。

コメント
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