前回に続いて自身の体調報告ブログとなって申し訳ない。一方で齢81の声とともにやってきた意外な事実を書き残しておきたい気持ちも強い。
というのも50代60代70代は、副鼻腔炎・肩腱板断裂の二つの手術は体験したが内科的な病とは縁がなく、至って元気に過ごして来た。
ああそれなのに、ここにきて我が家族8人の中でただ一人ガンの細胞検査をするに至った。親に対しても兄妹に対しても何か後ろめたさを感じる。
そして今日は、皮膚科に駆け込む仕儀と相成った。ここ数日、左上半身が全体的にヒリヒリする神経痛に似た痛みが続いていた。朝起きると左上半身が何やらむずがゆい。見ると左脇腹から背中に回るほど真っ赤な発疹がベッタリ。素人目にも「帯状疱疹」とわかる症状。この症状については、多くの皆さんが一度は体験されたことがあるのだと思う。それほどに解りやすい病気でもある。
案の定皮膚科の医師も一目見るなりすぐに写真入りフローチャートを示しながら、帯状疱疹の発症要因や対処方法等の説明をされた。要するに一時的な体力の減退によって、脊髄に付着した子供時分の水疱瘡の潜在細胞が勢いを取り戻し活発化することで体表神経に沿って発疹を作る、ということであった。
問題は一時的な体力減退が原因と言う点である。PSAの数値からMRI検査、細胞検査など一連のがん検診が体力を減退させるほどのダメージを与えたのだろうか。
自分ではこのたびのがん検診一連は、年齢的なグッドタイミングとして喜んでいるくらいで、落ち込むなどの理由は何もないと思っている。
ならばこの皮膚科疾患も経年劣化の一つとして、知らず知らずのうちに一時的体力の減退があったということか。今年は高温の夏が長くて体力消耗は尋常ではなかったね~。いずれにしても罹ってしまったら仕方がない。一日も早い完治を目指すのみだ。気力体力を充実させて。