畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

先生!パンツ脱いで帰ります!

2017-03-11 12:10:50 | 暮らし

 冬は本を読んだり、山遊びをしたりして過ごしています。

そんなスベルべ夫婦に、スベルべママの兄上が貸してくださった本。

 兄上は、謹厳実直を絵に描いたような人で、この本はどんな顔をしてお読みになったのかな。

親松幼稚園の可愛い園児たちの感性あふれるつぶやきをまとめた本なのですが。

 「先生!K子パンツのゴムが痛いから脱いで帰ります!!」Kちゃんのナイスアイディアってありました。

スベルべの娘たちもそうだったけれど、言葉の覚え始めは面白くてユニークなことを言いますからね。

 

 この本にどっぷりとはまり込んだのはスベルべママです。

繰り返し読んでは、くすくす笑いから大きな声に笑いは変わっていく。

 寝る前に読むと熟睡に入る妙薬代わりにさえなるとか。

はい、サービスで一丁行きますか。

Y君「ねぇねぇ、T君。ガラガラヘビって知ってる?」

T君「うん、知ってるよ。うがいするヘビでしょ」

Y君「うん。そうそう」

 はい、少しはにやりとできましたか?スベルべママは何回読んでも大笑い。

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連載102-3「雪国の暮らし今昔」(その3)

2017-03-11 05:05:42 | 山菜

   雪国の暮らし今昔(その3)

 細くても村に通ずる主要道路であり、時にはその小山のような雪を橇に載せて運び出したりもしていたようだ。

亡父が不自由をしのび、土地も農地転用が難しい時代にあって、それまでの宅地を三分の一にまで縮小してまでさえ、

駅前の田圃の中に移転新築したのはそんな冬の苦労を嫌ってのことでも有ったのだろう。

 

しかし、一軒も家の無かった駅前通りに越しても、別の苦労が待ち構えていた。

まず、その頃は電灯線の引き込みに要する費用、電柱の新設などは利用者の負担となっていたようだ。

家の新築で資金を使い果たした父母は電柱を買う費用も無く、しばらくは灯油のランプで暮らす事となったのだった。

 

 冬の苦労も村の中央で周りに気を使いながら暮らしていたのものとは違う形で待ち構えていた。

道路の除雪など無い時代で、冬と言えば降り積もった雪をカンジキと呼ぶ道具を藁靴やゴム長にくくりつけ、

踏み固めて道を作っていたのだが、その分担がやたらと長いものとなってしまったのだ。

                 (続く)

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