畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

春の気配の堀之内遊歩道(その2)

2017-03-13 19:30:46 | 登山

 あーあ、今日も権現堂はご機嫌よろしゅ。

頂上直下のブナ林も雪が少なくなり、春の気配が漂っています。

 

 堀之内遊歩道、ブナ林越しに見える越後三山です。

でも、近くに見える山は峰から雪が崩れ落ちて春の雰囲気が漂う。

 

 写真を撮るスベルべよりもスベルべママはどうしても一歩先を行くことに。

いえ、スベルべが意識してのこともあって、風景に人物を取り込みたい気持ちも強いのです。

 

 いつものシャッターチャンスポイント。頭の上にはスノーダンプの柄が見えます。

でも、本当に怖いですねー、尾根の雪が割れて左に落ちたら一緒に転がり落ちるしかありませんから。

 

 最後のピークです。

スベルべママの左上にわずかにスノーダンプの柄が見えます。所々に置いてありました。

 

 そして、そのピークに到達するころ、ザラザラと音が聞こえる。

何の音かと思ったら、斜面を滑り落ちる底雪崩の音でしたよ。

          (続く)

 

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連載102-4「雪国の暮らし今昔」(その4終わり)

2017-03-13 12:24:59 | 暮らし

     雪国の暮らし今昔(その4終わり)


半世紀以上の時が流れ、そんな苦労した暮らしの痕跡など見つけることさえできない。

雪道を踏むことなど夢のようなことで、朝になると先ず一番に来る歩道除雪車の音で目が覚める。

この頃雪道を朝早く歩く人など見ないのだが、これで一応歩行者の通路は確保される。


 続いてタイヤドーザーが広い路面の雪を押して道路の脇にまとめる。

間を置かずロータリー除雪車が来て、そのまとまった雪を道路の脇に飛ばして捨てるのだ。


 そして、通勤通学電車の時刻が迫ると、小さな駅の前は高校生を送り届ける自動車で混雑する。

そうだなー、その車を運転してくる親も辛い雪道踏みや、屋根の雪下ろしなど経験のない世代になったんだからなー。


                  (終わり)

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