畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

でかしたぞツバメ夫婦

2015-07-27 04:47:04 | 暮らし

 家の大リフォーム工事中から巣作りを始めていたツバメの夫婦でした。
カラスの襲撃を恐れ、工事足場の間を縫って玄関の真上に新居を構えたのです。



 工事が終わり、足場の撤去も終わった頃、玄関先に卵の殻の一部が落ちていた。
どうも孵化したらしいが、中々顔を見せてくれないと思っていたら一つ、二つと見え始める。



 二羽が三羽になりそして四羽に。
「トーちゃん五羽見えるよ」とスベルべママが言う。



 竹中直人が演じた秀吉でも無いが「茶々でかしたぞ!」なんて気持ち。
何年も、何家族ものツバメが子育てをしていたと言うのに、昨年はカラスの襲撃で子育てが出来なかった。

 それが、工事の喧騒が幸いし、工事をカラスよけとして巣作り、子育てに成功したのです。
ほら、玄関の千本格子の玄関戸のガラスに餌を運ぶ親ツバメの影が見えます。



 ここまで育つと親ツバメの飛来に反応し、餌をねだって「チーチー」とうるさい。
後は、カラスの襲来が有ったら防ぐのが家主スベルべの仕事ですね。

 でも、我が家を訪問して下さる皆さんはご注意くださいね
巣の直下には新聞紙を広げているので分かりますが、頭上注意ですから(笑)。
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元気なのは草だけでは無いぞ!

2015-07-26 04:40:09 | 野菜

 もう、本当に逞しい雑草ですね。
でも、雑草と言う植物名は無く、全てが立派な名前が有り、これはなんと「スベルべ」!



 ほら、ネギの向こうの「さつま芋」も元気いっぱい。
「さつま芋」が元気いっぱいなのは嬉しいけれども雑草も負けずと畝間を埋め尽くす。



 そして、こちら『クロガネ』と言う名前のスイカも元気いっぱい。
一畝30坪ほどの区画ですが9株植えた物が全て元気いっぱい。



 本当は芽を摘んだり、間引きして一株に1~2個にしたら最高らしい。
でもね、小さくたって良い。数多く出来て皆さんを喜ばせることが出来ましたらね。



 前の写真にも隠し絵のように幾つものスイカが見えます。
この中にも大きなスイカが二つ隠れていますね。

 何にでもこだわるスベルべはこのスイカも種蒔きから始めています。
自分で接ぎ木も出来ない事は無いと思いますが、やはり野菜は本来の姿、「自根苗」ですねー。
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草退治

2015-07-25 04:49:20 | 

 久しぶりに、本当に久しぶりにまとまった雨が降りました。
7種類も播いたニンジンたちも喜んだが、もっと喜んだのは雑草です。



 平畝の上、ニンジンの間は先日スベルべママとスベルべママママが取ってくれた。
しかし、残した畝間の雑草の伸び方が凄い。



 この畝は、牛蒡が播いて有りこの草の下には芽生えてはいるのですが。
左の金時ニンジンの畝も、向こう半分は平畝の上も草だらけ。



 雨上がりだと、雑草も抜き易くは有りますが・・・・。
せっせと、手で引き抜くしか対処方法は有りませんね。



 畝間の雑草を取り進めます。
雨上がりを喜んでいるのは厄介な「蚊」も同じで、衣服の隙間、肌の出ている部分を狙ってくる。



 いやはや凄いですねー。


 一応すっきりとしました。
昨日は午前中は二種類の草刈り機を使って畑周りや通路の草刈り。



 そして、午後は草取りといずれも一人で黙々と仕事をしていました。
草刈りを終えた通路の上に、畝間で取った草を引きだすと小山の様な塊が幾つも出来たのでした。
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「ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ」が最盛期に入って来た!

2015-07-24 05:03:48 | 野菜

 春、いや「現代農業」の二月号ナスの紹介を見たときから一目ぼれの「ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ」。
ネットで種子探しをする事から始めて、100本を遥かに超える苗を作ったのでした。

 そして、夢にまで見るほど夢中になり、枝掻き害虫退治と懸命にやって来た。
芯くい虫の喰い跡を見つけると、穴の中に針金を突っ込んで退治した。

 涙ぐましい努力の末、梅雨明けと共に一気に最盛期に突入。
収穫用の籠に収まりきれないほどの数です。



 本当に、一回採った物をコンテナに移す始末です。
緑のナスが見えますが、これは日本の在来種「翡翠ナス」でこれもまた格別の味ですよ。



 もう、この色ヴィオレッタ、いえバイオレットが素晴らしいですね。
イタリアの在来種、伝統の固定種のためか形は不ぞろいですね。



 これが、もっとも標準的な形かなー。
種を仕入れた「ナチュラルハーベスト」の種子袋の写真よりもこちらの方が形が良いぞ。



 朝日にスベルべの影が伸びナスの木に映ります。
スベルべママと上の娘が綺麗に草取りをしてくれた畝間もまた雑草だらけに。



 良形のものは出荷し、撥ね出しものをステーキに。
いやー、ホントに日本のナスでは経験したことの無かった食感と味でしたよ。

 喜び勇んで出荷したと言うのにスーパーでの売れ行きはもう一つ。
格好良い、ポップまで作って張り出したのにねー。

 こりゃ強気の価格設定が売れ行き不振の原因でしょう。
まさか途中で価格ダウンと言う訳にも行かないから明日一旦全部引きあげましょう。

 引きあげた物は全部我が家で食べちゃいましょうか。
でも、いくら美味しくても、「ヴィオレッタ・デ・フィレンツェ」をご飯代わりって訳にも行かないし・・・(大笑)。
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ジャガイモ掘りに助っ人16人!(その2終り)

2015-07-23 04:44:42 | 野菜

 越後、魚沼はこの日が梅雨明け宣言の日となり暑い日差しでした。
スベルべママの号令で、休憩タイムに入ります。



 お、「イサム」次々期社長候補なんて裸になっちゃいましたよ。
今年から、自由奔放な育児精神の幼稚園に入り、益々逞しさを増しています。



 さー、おやつはこの山の畑で取れた物ばかりでメーンはジャガイモの「小芋の煮転がし」。
そして、冷やして持ってきたやはりこの畑産の「黄金マクワウリ」です。

 食に関するプロ達も、その味に感心することしきり。
「やはり、こうして山の畑で食べるのだったらマクワウリだね、メロンじゃ似合わないよ」



 仕事を終えて、少し離れたところに置いた車まで歩きます。
もっとも手前は東京の中学生が植えたジャガイモの「十勝コガネ」その向こうのさつま芋も伸びて畝を覆っている。



 えーと、黒いコンテナが13個見えるから、一箱20キロとして260キロ程掘ったのかな。
軽めに詰めたとしてもとにかく200キロ程は掘り起こして頂いたようです。



 そして、我が家に帰りみんなで農天市場周りの畑を見学し帰ってジャガイモの計量。
お買い上げ頂いた中から太っ腹のオーナーシェフは「自分の分は自分で選んで袋に詰めて」なんて言います。

 もう、皆がスーパーの詰め放題サービスに群がるオバサン状態。
無理も無いですよね、この日も7種類のジャガイモが有りましたからね。

 いくら太っ腹のオーナーでも、店で使う分まで無くなっては大変とばかりに、
「はい、残り5秒です、5・4・3・・・・」なんてカウントするものだからみんなが大慌て(笑)。

 でも、こうやって飲食店、レストランの関係者が嬉々として収穫に従事し農家の仕事も理解する。
こんな事から、営業のスタイルが見えて来ますよね。
皆さんもぜひ「越後の台所 すずきち」を始め関連のお店で、スベルべのジャガイモをお食べ下さい。

               (終り)
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