
悲しい雪崩による死亡事故が発生してしまった。
この写真は昨秋スベルべ夫婦が思い付きの旅で訪れた那須温泉から見た茶臼岳です。
この付近にスキー場があり、その上付近で登山訓練中に事故は発生したようです。
雪崩には「底雪崩」と呼ぶ全層雪崩と、新雪が滑り落ちる「表層雪崩」がある。
「表層雪崩」は別名「アイナゼ」などとも呼ばれ、古い雪の層の上に新雪が積もった際に発生しやすい。
「アイナゼ」の悲劇は100年前の大正年間に現湯沢町の「三俣村」の悲劇が伝えられている。
村の半数以上の家が倒され、犠牲者は158名にものぼったとか。
「アイナゼ」は斜面の角度、長さにより時速200キロにも達することがあるとか。
そうなると立木は折れるのではなく、スパッと刃物で切断されたようになぎ倒されるとも言う。
魚沼では17年前に浅草岳で山菜採りの遭難救助中に「底雪崩」別名ブロック雪崩が発生し二重遭難。
ベテランの地元山小屋の経営者が兆候を見つけ、叫んで知らせながら谷を駆け下りていて巻き込まれてしまった。
この他にも、警察、消防の方と計4人もの命を奪った底雪崩事故は安易な山菜採りの遭難が発端でした。

宝の山でもある、我が家と山の畑の間の急斜面です。
これだけの斜度があると、雪はすぐに滑り落ちることが多く、底雪崩の巣ですが表層雪崩は出にくい。

でも、尾根の所々に雑木などにかろうじて支えられた雪塊が見えます。
一つ間違えたら、大きなブロック雪崩の下敷きにもなりかねません。

先ほどのニュースに遭難死された高校生の父親たちが話をしていました。
二人のお父さんは「私が山を教え、そのために高校山岳部に入ったのかも知れない」と。
涙なしには見られないニュースでした。
スベルべも家族登山で「荒沢岳」と「巻機山ヌクビ沢」など、後で考えると危険なコースも登りました。
幸い事故、遭難には至らなかったし、娘たちも登山部には入らなかった。
生と死は紙一重と言うのが、登山でもあります。特に春の山には危険も潜みますから気を付けましょう。