畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

村の鎮守の夏祭り(その4フィナーレ)

2018-08-20 05:09:40 | 暮らし

 

 近隣は忙しいと言う理由で盆踊りは一晩になってしまいましたね。

でも、我が集落は祭囃子担当の若者たちの要望もあり、昔ながらの二晩開催です。

 

  朝からの雨で、最初から集落センターのピロティで踊りをします。

その前に、客寄せの意味も含め、二階の大広間で大抽選会が行われていました。

 

  「よいよさ」と呼ばれる一般的な盆踊りは、次に「甚句」と呼ばれる踊りに。

「甚句」を踊り出すと終盤を感じ、踊り手も熱気を帯びた雰囲気になってきます。

 

  どんどんとテンポアップ。

振る舞い酒の酔いの勢いもあり、和気あいあいの踊りは勢いづく。

 

  顔見知りの村から嫁いだ娘さんも見え声を掛ける。

旦那さんとおぼしき、体格の良い男性に思わず身長を聞くと、190センチですとの答え。

 前夜も素晴らしいレスラーのような体をした若者が参加し、思わず職業を聞いてしまった。

どの家の系統かは顔立ちで分かりますが、その男性の「蕎麦屋をやってます」の答えに驚いたのでした。

 

 さて、甚句も終わり、若者たちに急かされた若者が珍しい三三七拍子を披露。

全員で合わせて手締めをして祭りは無事に終わったのでした。

 翌日と、日曜日である昨日は濡れた祭り道具の乾燥を待って収納。

雨にはたたられてしまったけれど、今年の夏祭りも無事に終了となりました。

 祭りを終えると、あれほど暑かった夏も、一気に肌寒いような朝晩の秋を感じる空気に。

今日からは祭り気分も一掃し、秋野菜の準備を始めます。

           (終わり)

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村の鎮守の夏祭り(その3)

2018-08-20 04:39:41 | 暮らし

 

 盆踊りの開始は午後7時半から。

先ずは祭囃子担当の法被を着た若者たちから踊り出します。

 

  徐々に一般の人たちも踊りの輪に入り始めます。

昔は、などと言うと年寄りの言葉になるけれど、本当に昔は踊りの輪が幾重にもなりましたよ。

 

  ここに、他の集落の名入りの法被を着た若者たちも参加。

しかし、賑やかになってきたところで、皮肉にも雨が降り出してしまいました。

 

  終了予定時刻の午後10時前に中止せざるを得ない雨の降り方になってしまい終わり。

これは翌16日の夜ですが、朝からの雨に初めから集落センターのピロティで盆踊りをすることに。

           (続く)

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村の鎮守の夏祭り(その2)

2018-08-19 04:40:39 | 暮らし

 

 他の地区から羨ましがられるほど、若者も子供も多い。

昨年は我が家の孫も含めて、村では5人の赤ちゃんも誕生。久々の快挙?でしたよ。

 

  ほら、太鼓を打つ順番を待つ列さえ出来ています。

夜に何回も集まって、練習を重ねて来たようです。

 

  スベルべオジサンのガールフレンドです。

ひいき目では無く、彼女の音の切れ、大きさが一番良かったなー。

 

  しばらく賑やかに祭囃子を演じ、次の場所へと移動。

我が家の前の駐車場が毎年一番に演じられる会場になっています。また来年もよろしくね。

 

 翌日、16日が本祭りで15日の夜は宵祭り。

午後6時半集合で、スベルべも参集し灯篭の蝋燭に火をともし盆踊りの準備が出来ました。

           (続く)

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村の鎮守の夏祭り(その1)

2018-08-18 04:04:25 | 暮らし

 15日、16 日両日に跨って夏祭り、鎮守様の祭りが行われました。

大好きな言葉「五穀豊穣」と「萬民豊楽」の文字が書かれた幟が立ちます。

 

  国道に面した幟は「奉納若宮八幡宮」がむ対だったかな。

いずれにせよ、作られてから40年近い歳月がたっているように思います。

 広場の真ん中には祭囃子演奏用のこれも古い「櫓(やぐら)」が立ちます。

これも、スベルべが祭囃子に参加していた50年近くも前から使い続けられている。

 

  村人の全員集合は6時だけれど、7年に一度の祭り当番に当たるスベルべたちは5時集合。

その前にスベルべと他の二人は、飾り付け用の「ススキ」と「萩」を山に入って採ってきました。

 

  神社、神殿の内部です。

この神社は13年前の中越地震の際に全壊状態となり、翌年に建て替えられています。

 

 神社で祭りの支度を終え、いったん帰宅して朝食の後に再集合。

すべての準備を終えて帰宅し、昼食を摂ると午後1時開始の「子供囃子」が我が家の前に。

 この夏まつりにお神輿は無く、代わりにこの祭囃子が数か所で賑やかに演奏されます。

「子供囃子」ですから、演奏、太鼓叩きの主役は子供たち。小学生が中々上手な祭囃子を披露。

          (続く)

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連載166「フライビーンズ」(その2終わり)

2018-08-17 04:29:00 | 食べ物

 揚げた大豆の一部を、再び中華鍋に入れ、ニンジン、牛蒡、竹輪のさいの目切りを入れる

味醂で溶いた味噌を流し入れて、混ぜ合わせます。

 

 ほら、お酒にも、そしてご飯のおかずにもピッタリの「鉄火味噌」風が出来上がりです。


          フライビーンズ(その2終わり)

 翌日、水を切った大豆を、片栗粉を入れたビニール袋に入れて振り、

大豆に片栗粉を均等にまぶす。

学校給食では、フライヤーと言う温度設定が出来る専門の機械で揚げるから、

焦がすようなことは無いとも聞く。


 そして、油の温度を測り170度になったら片栗粉をまぶした大豆をそっと入れる。

一時的に油の温度が下がるので強火にし、なるべく170度を保つように調節しながら7~8分揚げる。

カリッとしていなかったら、もう一度揚げる二度揚げも一つの方法です。


 さて、次に大きめのサイの目に切ったさつま芋を同じく油で揚げます。

(大きめに切らないと揚げた際に縮まって小さくなります)そして、

予め炒った小女子を合わせ、味醂と砂糖と少量の醤油を混ぜ、揚げた大豆に絡め、

炒り胡麻を振ったら出来上がりだ。


 次は鉄火味噌風にしよう。牛蒡、ニンジン、竹輪をサイの目切りにして油で炒める。

炒め終わったら、揚げた大豆を入れて、味醂で溶いた味噌を絡めて出来上がり。

これはご飯にも、酒にも合うと言う優れものだが、味噌の塩分が水分を呼び、

すぐにカリカリ感が失せてしまうのが難点と言えば難点。

でも、大丈夫美味しくて、よほど大量に作らなかったらすぐに無くなってしまいますから。

         (終わり)

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