畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

順調な発芽で害虫も少ない秋野菜

2021-09-11 05:48:44 | 野菜

 8月末に蒔いた大根が順調に育っています。

少し不思議なのは、害虫、ダイコンサルハなどの発生があまり見られないこと。

 

 この最初に蒔いた100本余りの大根も欠損は一株だけ。

異常気象のためかも知れません。ここ何年も高温を引きずり害虫が大発生していました。

 

 でも、この白菜にだけは虫が付いていました。

誰かさんの麦畑でも無いけれど、葉陰でチュッチュッとしている様子。

 

 そこで、昨年は使わなかった「ニームオイル」を使ってみます。

ご存じかも知れませんが、ニームと言う植物由来のオイルで人畜無害。

 蝗害に襲われ、丸裸になった草原で生き残っていたのがニームだったとか。

虫が嫌う成分が含まれているのです。農薬の範疇には入らないと考えられます。

 

 このスプレーを使って白菜に掛けました。

チュッチュッしていた虫たちも「臭い、逃げろ」と慌てふためいていました。

 このスプレーの用途は、他には「○○酵素」の散布にも使います。

微生物農薬、ニームオイルと使っても無農薬有機栽培を名乗られると言います。

 出来たら、これらも使いたくないのですか、使わずに済みそうな今年。

もう10年以上も前になるでしょうか。9月に入って種を蒔くとほとんど無視の害は無かった。

今年と同じように残暑が厳しくなくて、早めに涼しい秋風が吹くのが良かったのでしょう。

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「アルケッチャーノ」に行った気分

2021-09-10 04:37:54 | 食べ物

 メールで魅力を感じた食べ物「奥田政行」のカレー。

相談もせず(驚かせるためにも)、ポチッと注文をクリック。

 一週間ほどして、期待のカレーは冷凍で配達されました。

奥田政行は酒田のフレンチ「アルケッチャーノ」のオーナーシェフです。

 

 4パック配達されたけれど、今回は昼食にオープン。

小さいと思ったパックだったけれども量的には十分でした。

 うーん、なるほど。これがあの奥田政行さんの味かと納得して食べる。

一度は訪れたいと思っていたけれど、願いが叶わぬままの「アルケッチャーノ」。

 

 ネタバラシをすると「カタログハウス」からのメールでした。

でも、製造元は「アルケッチャーノ」では無かった。神戸って酒田とは離れてるな。

 スズキチのメンバーが我が家に仕入れに来た際に話題になったことがある。

そのメンバーは奥田政行さんの講演会だか講習会に出席したことがあるという。

 奥田さんは出席者の手の匂いを嗅いで、朝食に何を食べたかピタリと当てたとか。

そんな人間離れした臭覚の持ち主でもあったらしい。まだ諦めたわけではありません。

いつかは訪れてみたい、酒田の「アルケッチャーノ」。今は夢のかなたです。

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「白昼の怪」無人の公園

2021-09-09 04:55:56 | 暮らし

 先日、孫を連れて近くの公園を訪れました。

到着し、駐車場を見て驚いた。一台の車も停まっていないのです。

 

 徒歩で訪れる人がいるはずも無い山の上の公園。

立派な遊具。手入れの行き届いた芝生もごみ一つなくきれいです。

 

 市町村合併前に作られた公園で、今では市外からの来園者も多いとか。

遊具も錆びたり、塗装の剥げ落ちたものは全くありません。でも不思議な静寂。

 

 長大な滑り台。麻縄で作られた巨大なジャングルジム。

盛夏には噴水から水が出て、流れる水遊びのゾーンもさすがに水は停められている。

 

 ゴルフは嗜まないが、ゴルフ場の芝生ってこんなものなのか。

綺麗に刈り揃えられた芝生もごみ一つ落ちてはいない。

 平日の午後など田舎の公園はこんなものなのでしょうか。

それとも、コロナ騒動で足が遠のいているのか。白昼夢のような公園でした。

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「久保田」と父の味噌天と

2021-09-08 05:18:26 | 食べ物

 娘婿から出版祝に頂いた「久保田」を開栓。

大事にしていたら、危うく飲み頃を失するところでした。

 

 久しぶりスベルベママが作った「味噌天」です。

明治生まれの、亡父からの伝来でレシピも残されています。

 父は幼い時から厳しい継母に育てられた環境もあり台所には抵抗なく入っていた。

この味噌天は父が独自に考え出したのか、その由来は聞かないでしまった。

 赤しその葉を乾燥し、揉み砕いたものが主原料。

それに、小麦粉に味噌を加え、そしてパン粉を混ぜるのもコツらしい。

 でも、繰り返し「味噌天」を揚げても父の味には近づかない。

集落での仏事の集まりには必ず持参し、女性たちにも大人気だったらしい。

 

 「味噌天」の説明が長くなりました。

秋風を感じて食べたくなった、タラの煮つけ。頭が日本酒のお摘みです。

 

 頂き物の「ミョウガ」を刻んだだけのお摘み。

そうか、「ミョウガ」の季節だなと、改めて思う。

 いつも、草薮を掻き分けて採っていたのになんだか最近は億劫に。

食べるものに情熱が無くなってきたのかなー。キノコを探す気にもなれない。

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老いる意味

2021-09-07 05:00:00 | 暮らし

 新聞下段の広告を見て、パソコンをポチっと。

例によって、翌日には配達されるという便利と言えば便利な世界。

 広告を見た瞬間に欲しくなったのは、自分にも迫る老い

 

 他人の年齢を聞いて、納得しそして自分の老いも考える。

著者、森村誠一さんは八十八歳になられたそうです。老人性「鬱」も経験されたとか。

 

 帯の裏側の文章です。

身体の事、食べ物の事、人間関係の事、夫婦関係の事・・・。

 つまされる話でもあり、まだ遠いことのようにも思えたり。

今年は時間だけは畑に費やしている。でも、仕事の結果は確実に減少。

 そして、疲労を感じるたびに老いも意識に忍び寄る。

スマホで転送される、孫と一緒の写真を見て、ますます感じてしまう。「老い」です。

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