夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

聖 千秋 作 「正義の味方」集英社

2008-07-15 23:36:09 | 本と雑誌

聖 千秋 作 「正義の味方」集英社
聖 千秋 作 「正義の味方」集英社
先日 山田優さんが姉
志田未来さんが妹で始まったドラマの原作
随分 前に1巻は読んでいたのだけど
書店で2・3・4・5巻まで出てるのを見掛け 一気に買ってしまいました

唯我独尊の姉を持った妹は 気が付けば姉に似てきていたりする

聖 千秋さんは 確か別冊マーガレットでデビューして 一時期「恋とはうったばかりの銃」とか楽しい題の作品も多く書いておられました

「モニカ」を歌っていた頃の吉川晃司さんのファンでもあり
モデルにしたキャラクターの話も描いておられます

読んだら何となく元気が出てくる作品が多いです


月刊フラワーズ 8月号 小学館

2008-07-15 20:57:49 | 本と雑誌

月刊フラワーズ 8月号  小学館
清原なつの先生「かたづけられね―ぜ姫とブラックホール王子」
ほのぼのしてるのにシビアで なのに 落としどころも心得た なつのワールド健在です

田村由美先生「7SEEDS」
この物語はどういう終わり方をするのだろうと 思いつつ 読んでいます

ああ・・・画像を間違えて入れているーー;(ドジりました)


「ゆらゆら」

2008-07-15 14:12:43 | 自作の小説

六月―転校生がクラスに来た
時期外れの転校理由は 親の仕事の為だとか
わたし風早能里子(かざはや えりこ)は 出席番号が近い事から その転校生 黒山史織(くろやま しおり)さんが 学校に馴染むまでの案内係になった

黒山さんは まだ十七才なのに ひどく落ち着いていて不思議な迫力があった

ずば抜けて白い肌に くっきり赤い林檎色の唇
整った容姿に お姫様カットの髪が良く似合っていた

少し近寄り難い雰囲気があり クラスメイト達は遠巻きに見ていた 「前の学校は共学?」尋ねると

「どうして」と真顔で返してきた
冗談通じない相手だったら どうしよう―と怯えつつ

「黒山さん綺麗だから モテただろうな―なんて」

「女子高だったの 男の子は 苦手なのよ」
「あの―」

「まだ何か訊きたいの?」
口許に微かな笑みを乗せると 黒山さんは話し出した

「怒ったら恐い蠍座で 好きな飲み物は野菜ジュース
果物は好き

特に好きな芸能人はいないわ
テレビは余り見ないのよ」

やがて気が付けば わたしは大抵 黒山さんと一緒に行動するようになり クラスから少しずつ孤立していった事に気付かずにいた

夏休み前に黒山さんから 以前に住んでいた家へ置いてきたものを 取りに行くのに一緒に行って欲しいと誘われた時も 「あら楽しみだわ」と 彼女が望んでいる返事を わたしはしていたのだった

新幹線とバスを合わせて三時間半ばかりかけて黒山さんが住んでいた所に着いた

大きな川が流れている

「ダムができて このあたりは沈んでしまうのよ」

だから土地を捜していたのだと黒山さんは言った

「私達の一族は特殊な植物を育てていてね」
その植物に適した土地を捜していたと

「見つかったの?」

「ええ・・・見つけたわ」
黒山さんは ひどく嬉しそうに笑った

「喉渇かない?ジュース作って水筒に入れて来たの 」

「ありがと」
黒山さんが注いでくれたジュースは とても美味しかった

それから何があったのだろう

ふと気が付けば わたしは黒山さんと駅に向かって歩いていた

黒山さんが支えてくれている

「わたし・・・?」

「ああ貧血を起こしたみたいだったから
ごめんね 無理して付き合わせて」

ぼんやりしているのは貧血のせいなのだろうか

駅の階段上り 新幹線に乗って―

「少しだけ 家に寄って休んでく?」
黒山さんが言って―

気が付けば 黒山さんが わたしにジュースを飲ませていた

「な・・・に?」掠れた声しか出ない

「眠って あなたには養分が必要なの」

言われて それを不思議とも思わず とろとろと眠る・・・眠る・・・

次に喉が渇いて目覚めると 体が動かない

頭が重い・・・

声も・・・出ない

わたしはどうなっているのだろう

目を開けるのが・・・ひどく億劫だ

口の中に管が差し込まれる

「体が馴染むまで 時間がかかるけど そのうち 口から養分を摂らずともよくなるわ
あなたの体が全身で吸収できるようになるから

もう少しの辛抱よ 」

黒山さんのおかしな言葉にわたしは無理矢理目を開けた

そして後悔した

「私は種を植えられるあった体を捜していたの
感謝しているわ
大丈夫 ここは温室だから
頑丈なつくりだから台風が来ても大丈夫

温度も調節しているから 快適なはずよ 」

わたしの顎から下は土の中にあった

頭の上には・・・何か伸びている

「思った通り とても綺麗だわ
あなたは素直だから 良い木に成長してくれると思ったの

もうじき花が咲いたら 花の為の餌を選んで連れてきてあげる

最初の実は・・・あなた

そうしたら あなたは 私と同じ身になれる

また自由に動けるようになるわ 」

声無き悲鳴が わたしの体の中をかけた

誰にも聞いて貰えない 届かない悲鳴

「あなたのご両親の事なら心配要らない
一族の代わりの者を あなたと信じているから

性格のいいのを行かせたわ」

わたしの頭から伸びた何かに大きな花が咲くと 黒山さんは連れてきた誰かに その花を見せた

「ええ 我が家に伝わる木なのです
珍しいでしょう すっぽり人が入れそうなこの花も」

「奇妙な植物だね・・・う・・・わぁ!」
何が起きたのか 頭の上が大きく揺れた

足音が近付いてくる
黒山さんが言った
「あなたの花は上手に生物の岡崎先生を飲み込んだわ
あと半月で 新しいあなたが実としてなる・・・楽しみだわ」

そして半月
実は割れて わたしそっくりの生き物が現われた

あれから幾度か 黒山さんは花の餌(人間)を連れてきたので わたしの頭の上では幾つもの実が ゆらゆらと揺れている


はや七月半ばです

2008-07-15 08:06:06 | 子供のこと身辺雑記
はや七月半ばです はや七月半ばです はや七月半ばです はや七月半ばです 今日のお味噌汁 具はジャガイモ・玉葱・シメジ 私は食べる時に葱をたっぷり乗せます お昼と夜のおかずに使う材料 解凍中 夜は唐揚げ お昼を思案中― お弁当おかずは 焼き鮭・卵焼き・昨夜揚げたトンカツを 朝 ソースで煮たの 子持ち昆布