まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『内省的なボス(原題)』視聴開始

2017-06-07 21:46:33 | 韓国ドラマのエトセトラ

                          

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広告業界1位の実績を持つブレイン広告。

その代表がウン・ファンギ=ヨン・ウジンssi。

極端に内向的なため、その正体を知る者は、社内には共同経営者のカン・ウィル=ユン・パクssiのみ。

代表秘書でさえ、顔も知りません。

代表が超のつく変わりモノで、足音や大きなノックなどを嫌い、人との関わりを極力避けていたのです。目を合わせるのも嫌がると言う話です。

その緊張たるや最たるもので、秘書は常にびくびくしています。

 

そんな正体不明の代表ファンギの代わりに、会社の代表として全ての表向きの仕事をこなしているのがカン・ウィル。

彼もまた有能な経営者で、カリスマ性もあり、社員の信望を集めているのです。

今回、オペラ公演のコンペを行うに当たって、派手なプレゼンテーションをしようとしていたウィル。

ところが、当日先に行ったライバル会社のプレゼンの内容が全く同じだと言う事が分かったのです。

社員たちは驚き焦り、ウィルに報告しました。

でも、ウィルは全く動揺を見せません。

 

実は、社内でリハーサルをした時、ファンギからその内容にクレームがついていたのです。

正反対のやり方で広告はできると言う事を助言したわけです。

ウィルは、本番直前のクレームに気分を害しましたが、ファンギの助言を聞いておいたからこそ、ライバル社との差別化を図る事ができ、勝ちとる事も出来たのです。

超内向的というだけで、ファンギの代表としての能力は相当なモノなんでしょうね。

そして、ウィルのカリスマ性あふれるプレゼンのやり方も、やはり大きな力となっている事は確かです。

 

ファンギは実はミュージカル女優チェ・ロウン=パク・ヘスさんに長い間片思いをしています。

脇役でしかないロウンに、公演ごとに花束を贈り続けています。勿論、名前も告げていませんし、直接渡す事もありません。

ロウンはそんなファンを“ミスタースミス”と名付けていました。

貴重なファンですからね。

 

ある時、勇気を振り絞って直接渡しに行ったのですが、結局、目の前にいる男優に花束を突き出して逃げるように出て来てしまいましたよ。

カウンセラーに相談したら、もう3年にもなるんだから、一歩踏み出すよう言われました。

繰り返して何回も何回も練習してください・・・って。

「ファンです。」

という一言を。

ただね、このカウンセリングを受ける時も、直接顔を合わせて・・・ではなく、塀を挟んでの会話というのが、笑えましたよ

 

で、何度も何度も練習して、今度こそは直接花束を渡そうと公演会場に車を走らせるファンギ。

ヘアースタイルも、美容院でセットしてもらい・・・これも彼にとっては決死の覚悟のことだったんですけどね。車の中でも何度も練習するのですが、つい、練習に集中し過ぎて、停まってる車に追突する事故を起こしちゃった。

おまけに、相手の車から降りて来たのは、よりによってロウンじゃありませんか

思いもよらない事態に、この場でファンだと告白すべきなのか?・・・なんてパニックになってしまいました。

でも、結局、猛抗議するロウンの前に出て行く事が出来ず、逃げ出してしまうんです。

 

ロウンは、追突したにもかかわらず、一切の謝罪もなく、車から降りて来ないような非常識なヤツが逃げ出したってんで、後を猛追。

で、逃げた先が、なんとブレイン広告。

おまけに、代表の車だと社員は言うし・・・。

 

実は、ロウン、先だっての公演を最後に、ミュージカル女優をやめてブレイン広告に就職することになっていたのです。

その日は、初出社だったんですね。

すぐさま、ビルの最上階ペントハウスに上がって行きました。

偶然、秘書が席を外している時だったので、難なく代表の部屋に入る込む事が出来ました。

 

その時、ファンギはシャワー中。

バスタオル一枚で出てきたら、そこにロウン。

二人とも突然の事に驚き、大騒動に。

でも、臆することなくファンギに近づき、顔を確かめようとするロウン。

ファンギは必死に顔を隠し、逃げまどいました。

運よく秘書が来たので、顔を見られずに終わりましたが・・・。

 

ロウンがブレイン社に入社したのには理由がありました。

3年前、彼女の姉が投身自殺したのです。ブレイン社で秘書をしていたようです。

なのに、全くニュースに取り上げられる事も無く、うつ病だということで簡単に始末されてしまったのです。

真実を探ることがロウンの目的だったのです。

当時、姉の靴は発見されないままでした。

 

そんな時、代表秘書が倒れました。

発見したのはロウン。親しくなっていたんです。代表の情報を得るためにあれこれと話をしてましたからね。

その時、救急車を呼んでくれと、必死に訴えるロウンの声も、代表のファンギは無視したとロウンは思いこみました。代表室にいる筈なのに・・・と。

秘書など、ティッシュのように使い捨てなんだ・・・とロウンは激怒しました。

そして、知り合いのウ記者に、代表の悪行を暴露してほしいと頼みました。

 

でもね、その時、ファンギは不在だったのです。

実家に行っていたのです。

 

ファンギとロウンの姉はどういう関係っだったのでしょう。

ロウンの姉の見つからない靴。それがファンギの机の引き出しに入っていますよ。鍵のかかった引き出しに。

 

ロウンは、ミスタースミスは自分が女優をやめた事を知らない筈だから、また花束を持ってくるかもしれないと、公演会場に行きました。

実際、ファンギは知りませんでした。

単に、事故を起こして逃げた事を怒って追いかけて来たとしか思っていませんからね。

それで今度こそはと直接花束を渡そうとしていたのです。

フードと帽子を脱いで、花束を差し出したのに・・・。ロウンではありませんでした。

「辞めましたよ。就職したそうです。変態ストーカーともお別れだと伝えてください。」

と、俳優仲間が言いました。

 

勇気を出すのが遅かった・・・とファンギは思いました。結局、チャンスを失ってしまった・・・と。

そして、花束を捨てようとした時、それを取り上げたのはロウン。

「ミスタースミス?」

突然の思いがけない展開に、またファンギは混乱し、動揺し、逃げる態勢になってますけど・・・。

あの状況から逃げられるかしら

 

ちょいとミステリー風味もあるコメディですね。

楽しく見る事が出来そうです。

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「内省的なボス(原題)」あらすじ

2017-06-07 18:55:06 |   ★「な」行

 

内省的なボス OST (tvNドラマ)
クリエーター情報なし
CJ E&M

ヨン・ウジンssi、パク・ヘスさん主演のラブコメ。

極端に内向的な性格の社長をヨン・ウジンssiが、そしてその正反対の超社交的な性格の新入社員をパク・ヘスさんが演じています。

私は、パク・ヘスさんは「ヨンパリ」でのチュウォンssiの妹役以来です。大人になって、ちょっと分からなかったです。

ヨン・ウジンssiも、お久しぶり。

私にとっては新鮮な俳優さんたちなので、楽しみです。

 

      1話まで  2話まで  3話まで  4話まで  5話まで  6話まで  7話まで  8話まで

      9話まで  10話まで  11話まで  12話まで  13話まで  14話まで  15話まで  16話(最終話)まで

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『ドクターズ~恋する気持ち』19話まで

2017-06-07 18:52:28 | 韓国ドラマのエトセトラ
ドクターズ~恋する気持ち DVD-BOX1
クリエーター情報なし
Happinet

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ソウはスンヒからへジョンの転院理由を聞きました。

スンヒも、ソウが傷つくのは分かっているから、話そうとはしませんでしたが、ソウが粘ったのです。

話を聞いても、ソウには信じられませんでした。へジョンの誤解だと思いました。

だけど、証拠が見つかったとスンヒが言ったのです。そして、へジョンが誤解とか勘違いで13年間も信じ続ける筈は無いとソウも分かっていました。

 

ソウが心を癒せるのは、ヨングクしかいません。

何も言わなくても、ただ傍で温かく包んでくれる存在だと、今ようやく分かりました。

この時も、何も気かずにソウの頼みを聞いてくれました。肩を抱きしめてくれたのです。

 

ある日、キム副院長は、神経外科のメンバーに話をしました。

最近立て続けに神経外科の中で問題が起りました。へジョンの事もそうですし、ガンスの病気、ナム議員に関して非難も浴びました。

「今後も厳しい時間が続くかもしれない。しかし、我々が支えとすべきは自分たちだ。神経外科は脳を治す。脳は人間の体を支配する。ゆえに、神経外科は全てを支配する。」

メンバーの結束はいっそう固くなりました。

 

へジョンの父が病院にやってきました。

体調が悪くて近くの病院にかかったら、大きい病院で精密検査を・・・と勧められたのだそうです。

ま、肝臓が悪い事が分かったのですが、投薬治療で済むそうです。

へジョンは、チョン医師から連絡を受けて初めて知りました。

そうなると、やはり気になるわけで。でも、父の姿を遠くから見るだけで、声をかける事はしませんでした。

 

ミョンフンやチン理事長を追い詰める事が出来る証拠を見つけたジフンなんですが、それを公表することは躊躇しました。

なにせ、へジョンの録音をミョンフンが持っていますからね。告訴すると脅されているので、迂闊に動けません。

 

ソウは、へジョンに事実を確かめました。

へジョンの思い込みだと思いたいけど、証拠の資料をチョン医師が診断したと言うし、へジョンの父と病院の間で示談になったと聞くと、それは過失が病院側にあったという確かな証拠だと、ソウにも分かりました。

そして、チョン医師に確認に行ったソウは、ジフンも、ユンドも既に事実を把握していると聞かされたのです。知らなかったのは自分だけでした。

 

ソウは院長室に行きました。

ミョンフンは留守で、しばらく待つ事に。

父の過失を知らされた今、やはり自分は父を愛していると感じたソウでした。庇いたいと心から思ったからです。

でもね、その時、父がへジョンの声を録音した万年筆型の録音機を見つけてしまったのです。

 

“殺してやる”

と言うへジョンの言葉を聞いた時、へジョンの憎しみが如何に深いかを知りました。

でも、そんな恐ろしい事を言うへジョンに、反感を覚えたのも事実でした。

「ぞっとするわ。そんな事を言うなんて。」

と、へジョンに言いました。

「手術中のミスはあり得るわ。でも、あなたの父親になんて言われたと思う?“やましい事は無い。大人に話す”と。死を悼むのが先よ。きちんと謝罪されていたら・・・祖母の人生が尊重されていたらここまで恨まなかった。」

私に言ってくれていたら・・・とソウが言いました。だったら、あなたを誤解しなかったのに・・・と。

「あなたを思いやったの。親切にしてくれたから・・・。」

ソウは何も言えなくなりました。

へジョンの夢は、祖母と一緒にクッパ屋をする事だったのです。それだけだったのを知っています。へジョンにとっての祖母は、それほど大切に思っていた存在だったのですから。

 

老人健康センターの着工が決まりました。

夢が叶うとチン理事長とミョンフンは有頂天になりました。

そこに、検察が乗り込んで来たのです。チン理事長を、横領及び背任収財の容疑で逮捕する為でした。

勿論、ジフンが例の見つけた証拠を提出したのです。

 

へジョンが背中を押したのです。

ソウの言っていた録音データをネタに、脅されて研究職に専念したとキム副院長から聞いたのです。

自分のために、この機会を失うような事が会ったら、一生自分を恨む事になるから・・・と。

へジョンの過去を公表し、脅迫されたと告訴するとミョンフンは言ったようで、ジフンはへジョンが苦しむ事を避けたかったのです。

でも、へジョンはこれまでと同じように解決するから・・・と言いました。信用してください・・・と。

 

チン理事長は、息子のミョンフンを心から愛しています。あの年になっても、やはり息子は可愛いし、面倒を見てやりたいのです。

誰よりも成功させてやりたいのです。

だから、罪を問われるなら自分一人が・・・と思っているのです。息子だけは関係無いところに置いておきたいわけです。

父としての愛情は確かです。

 

ミョンフンは、裏切ったジフンに仕返しを・・・と録音機を探しました。へジョンも同じ目に遭わせようと思ったのです。

でも、ありません。ソウが持って行ってますからね。

へジョンをマスコミの話題にしてやる・・・と息まくミョンフンに、ソウは録音機は自分が処分したと言いました。

「医療事故の話を聞いた時、父さんの肩を持ったわ。自分の過ちに思えたから。私なら執刀医を殺してる。ミスしたら謝ればいいのに、何故傷つけたの?」

「謝ったら、すぐに金をむしり取られる。」

なんて人生なの・・・とソウ。情けない表情でした。

「いい人に出会ったことは無いの?変な人を基準に人に接する態度を決めるの?父さんが恥ずかしい。私も恥ずかしい。恥知らずよ。」

 

「へジョンの夢が何か知ってる?おばあさんへの孝行よ。クッパの店をやることだった。おばあさんと暮らすことだけ。人の心が分からない?“最善は尽くしたが申し訳なかった。大切な人だった筈だ”そう言うべきだった。」

ソウの言葉は、ミョンフンの胸に突き刺さりました。

 

ソウは、へジョンを呼び出しました。録音機を渡しました。

そして初めてきちんと謝ったのです。跪きました。

父ミョンフンの代わりに・・・と。

 

へジョンはミョンフンに、言いました。

もう止めます・・・と。

ミョンフンを恨む事をやめるのは、勿論難しい決断でした。でも、もう、ミョンフンとは関わりを持たない人生を歩きたくなったのです。

「始めた事に、ケリをつけに来ました。」

許したわけではありませんでした。ただ、恨む事をやめるというだけです。ソウのためにも、自分やジフンの為にも。

 

ミョンフンに腫瘍が発見されました。

ずっと頭痛を訴えていたのですが、検査を先延ばしにしていましてね。

ようやく周囲にせっつかれて検査した結果、発見されたのです。かなり深刻な状況でした。

腕利きのジフンでさえ、困難な手術だと思われるほどです。

 

ソウも、その報告を受けていました。

深刻さは充分理解できました。調べれば調べるほど、その重篤さが分かりました。

へジョンに聞きました。

「おばあさんががんだと聞いた時どうだった?」

目の前が真っ暗になって泣き続けたわ・・・とへジョン。

その時、ソウの様子がおかしいのに気がついたへジョン。何かあった?・・・と聞きました。

 

その時、救急から連絡が入りました。

ミョンフンが運ばれて来た・・・と。

ソウの涙の理由が分かりました。

 

チン理事長は、ジフンにミョンフンの手術を依頼していました。

確かに、今、この病院で任せられるのは、ジフンしかいないでしょう。でも、ミョンフン自身がそれを望むかどうか・・・です。

 

さぁ、最終話です。

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『ドクターズ~恋する気持ち』18話まで

2017-06-07 14:01:09 | 韓国ドラマのエトセトラ
ドクターズ OST (SBS TVドラマ) (韓国盤)
クリエーター情報なし
Warner Music Korea

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復讐する事に人生を使うのは間違っているという思いを、ジフンも最初から持っていたわけじゃありません。

彼の両親が亡くなった後、引き取って面倒を見てくれた伯父は、その後ジフンの承諾を受けずに、彼の家を売り払ったようです。そしてそのお金を着服したようですね。

出来る限りの事をしてやった恩を返せ・・・と開き直った伯父。

ジフンは悔しさでいっぱいでした。復讐してやりたいと思ったようです。

でもね、その後、その伯父は腎臓透析をしなければいけない状況になりました。

因果応報はある・・・と思いました。ただ、それを行うのは自分では無く、世の中なんだと思ったのです。

ジフンの経験から得た教訓だったのです。

 

でも、今のへジョンには、その思いは伝わりませんでした。

 

ガンスの手術は成功し、順調に回復して行きました。視覚にも支障は無さそうです。

ただ、ガンスには家が無かったのです。

常日頃、弟は軍で生活し、ガンス自身は病院で寝泊まりしていました。

でも、今回、退院した後、行くあてが無いわけです。仕事もしばらく出来ません。と言う事は経済的に行き詰まってしまうのは目に見えていました。

弟は心配して、コツコツと貯めた通帳を差し出しました。受け取れませんよ、ガンス。

そんな時、事情を知ったキム副院長が、上手く取り計らってくれました。

医師の仕事が出来ない間、秘書として病院に勤務するよう手配してくれたのです。そして、完治した後、医師に復帰すれば良い・・・とね。

良かったですよ、ホント。いい人たちばかりで。

 

ユンドは、叔父のチョン医師から、へジョンの転院の理由を聞きました。

医療事故で死んだ祖母の執刀医がミョンフンだということも。

それを知ったユンドはすぐに行動に移りました。理事になることを承諾したのです。

そうすることによって、へジョンを守ろうと考えたのです。

 

ジフンは、へジョンにも指摘された父ホン理事長の死の直前の状況について、まだ調べていました。

チン理事長が直前に会っていた事は分かっています。その時、何か、精神的肉体的に大きな負担がかかったのではないかと睨んでいたのですが、何も証拠はありません。

ただ、直前に、チン理事長が一旦辞任を言いだしていたことを考えると、ホン理事長は、チン理事長の弱みを掴んでいたのではないかと推察できました。

それが何なのか、ジフンはキム副院長と共に探り始めていました。

チン理事長とミョンフンには、様々な不正の噂がありました。

公然の事実として知られている裏金等の事以外に、まだ何かあるに違いないと踏んだ二人。

で気付いたのです。

ホン理事長は、とても慎重な人物だったということを。

きっと、重要な証拠は、一カ所だけじゃなく、他にも隠してあるに違いないと。

 

へジョンは、決心しました。

ミョンフンを精神的に殺してやる・・・と。ミョンフンに会いに行きました。

「あなたを精神的に殺します。院長の傍から離れず、様子を見守り続けます。隙があるたびに苦しめます。」

首にするとミョンフンが言うと、法的に訴えます・・・とへジョン。不当解雇で・・・。

「復職したら、この病院に残り続けます。院長が破滅するのを見届けます。」

脅迫か?・・・とミョンフン。

「はい。」

この時、嫌にミョンフンが落ち着いているなと思ったら・・・。やっぱり企んでいましたよ。

この会話を録音していたのです。

そして、それをネタにジフンを脅しました。

病院経営に邪魔なジフンを追い出すため、それを公表されたくなかったら、病院での診察を辞め、研究職に専念しろと言ったのです。

ジフン、了承しました。

へジョンには一切話しませんでした。

勿論、他の誰にも、その理由は明かしませんでした。キム副院長にも。

 

相変わらずソウに対する病院内の噂は治まっていませんでした。

院長の娘だから、今回懲戒処分を逃れたんだ・・・という不満ですね。

ソウの耳にも入っていました。

ソウは疑問に思っていました。

父親はへジョンを好意的に見ていた筈なのに、今回の厳しい処罰は何故なのかと。突然態度を変えた理由が分からなかったのです。

ミョンフンに問いただしても、肝心な事は教えてもらえません。

当たり前ですよね。父親とすると、自分の医療ミスを娘に打ち明けるなんて、絶対にありません。

 

ユンドは、理事になるとへジョンに報告しました。

何故?・・・と聞かれ、君を助けたくて・・・と正直過ぎる答えです。

そして、転院して来た理由を知ったからと言いました。

「私の行動は無謀ですよね?非現実的ですよね。」

と、へジョン。

「それがユ先生の魅力だ。」

と、ユンド。

へジョン、その言葉に救われた気分だったようですね。味方がいると感じたでしょう。

 

例のこん睡状態のままの新婦が発熱しました。

それに気付いたのは夫ウジン。幸い、治まったのですが、ウジンは自分の行動に疑問を感じ始めました。

もしかしたら、妻を生かしてほしいと願うのは、自分のエゴなのではないか・・・と。

愛しているのに、実は苦しめているのではないか・・・とね。

へジョンに連絡して来ました。呼吸器をはずしてください・・・と。

へジョンは病院に駆け付けました。

「やめたら、子供を守って来た奥さんの努力が水の泡になります。奥さんが耐えているのはお二人・・・子供や旦那さんを愛してるからです。あなたも耐えてください。」

ウジンは、その言葉に従いました。

 

理事会が開かれました。

ミョンフンが提案する老人健康センターの設立と福祉事業の拡大が議案でした。

投票が行われ、老人健康センターの設立が承認されました。

ジフンが理事たちに協力を求め、良い返事を貰っていたにもかかわらず、ミョンフンやチン理事長への投票を行ったりじが多かったということですね。

でも、新理事であるユンドは、ジフンの案に投票したようです。

ミョンフンは不快に感じてますが、まだユンドの存在をそれほど重くは受け止めていませんでした。

 

ユンドを侮れないと感じたのは、ユンドがミョンフンの不正の証拠を差し出した時が初めてだったでしょう。

委託業者の収益の内訳の数字が合わない・・・と書類を見せたのです。

「院長への脅威にはなるはず。」

と、ユンド。

「ユ先生を見逃してくれたら手を引きます。」

目的がはっきりしてるよね、ユンド。ある意味清々しいわ

ミョンフン、こんなに近くにも敵が居た事を知りました。

 

ソウは、へジョンに直接聞きました。

「もしかしたら、父と何かあった?」

「あんたを傷つけたら、お父さんは苦しむ?」

と、へジョン。精神的に苦しめるには、それが最適なのかもしれないとへジョンは一瞬思いました。

でもね、それはやはり反則だと思ったのでしょう、すぐに撤回しました。

「私を傷つけたら、親は苦しむわ。何があったのか教えて。」

と、ソウが言いました。

それでも、へジョンはそれ以上言いませんでした。ただ、本当に楽しかった高校時代を持ち出しました。

ソウにとってもおそらく一番楽しかった時だったでしょう。

 

ソウは、最後の手段だと、スンヒを問い詰めました。これまでも何度か聞いたことがあるのですが、そのたびにスンヒは知らないと言って来たのです。

でも、ソウはスンヒは知ってると感じていました。

 

ミョンフンは、病院で見かけるへジョンの態度に我慢できなくなりました。

で、呼び出し告げたのです。

ジフンが何故研究職に戻ったかを。

全てへジョンの所為だと。

へジョン、ショックでした。ミョンフンの言うとおり、自分はジフンに迷惑をかけているのも知らず偉そうにしてた・・・と思いました。

でもね、ミョンフンに対しては堂々とした態度を変えることはありませんでした。

「私が消える事を院長はお望みですよね。だから、消えません。有言実行ですから。」

 

へジョンは真っ直ぐにジフンの家に向かいました。

 

その頃、ジフンはようやく父ホン理事長の残したミョンフンの不正の証拠を発見したところでした。

 

さぁ、反撃開始ですか

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『ドクターズ~恋する気持ち』17話まで

2017-06-07 11:50:19 | 韓国ドラマのエトセトラ
ドクターズ~恋する気持ち DVD-BOX2
クリエーター情報なし
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へジョンに対する懲戒委員会が開かれました。

へジョンは事情聴取と言う感じで、呼ばれていました。

へジョンは、質問に誠実に、臆することなく堂々と答えました。勿論、自分は医者として当たり前の行動をしただけで、責任は無いと考えている・・・といった意味の返答でした。

ナム議員の担当看護師からの連絡があった時、へジョンは手術中で、要請に答えられないから、ソウに頼んでいた・・・と。

そして、その手術は一刻を争うものだったので、その時にする必要があった・・・ということも。

その態度に、ミョンフンはむっとしたようですが、ジフンや他の理事たちは納得したようです。

 

ミョンフンは、へジョンの履歴書等から、高校を退学した経緯や、ジフンとの交際について把握していました。

それを、処分内容を決定する場で公表し、辞職に追い込もうと考えていました。

ソウにその事実を言わなかったのは何故かと問いました。

でも、ソウは、その事実を公表しないように頼んだのです。自分にとっては心痛む傷ですからね。ずっと自分の行動を悔いてきたわけですから。

「公表したら死ぬわ。」

と、ソウ。

ミョンフンは、その切り札を使う事が出来なくなりました。

 

ソウは、へジョンに対して少し素直になってきました。もしかしたら、ヨングクが癒してくれた所為

何かあった時、その原因を作ったのが他人だと考えてその人を恨むのが普通だと考えて来たソウ。彼女の周囲の人は、皆そうだったようです。だから、へジョンがそうしないのを、偽善者だと思って気に入らなかったのでしょう。

でも今は、それをへジョンの個性と受け止められるようになったようです。

そして気に入らなかった理由が、自分自身がへジョンに憧れていた所為だと気付いたのでしょう。いつもへジョンを羨み、憧れたのに、プライドの高いソウはそれを恨みととらえてしまっていたのですね。

良かったです、ソウが素直になって。

 

結局、へジョンは1カ月の停職処分となりました。

 

この一件が起った時、職員の中では、やはりソウへの特別扱いが問題となっていました。

そして、ガンスのミスについても、ギョンジュンなんぞがキツク注意しました。ガンスが緊急連絡に気づいていたら、こんな大ごとにはならなかった・・・とね。

でもね、ガンスはその連絡があったことさえ憶えていなかったのです。

それが、病気の所為だとガンス自身はもう認識していました。でも、周囲の者に打ち明ける事は出来ませんでした。

 

だけど、とうとう明るみに出てしまいました。

ガンスが倒れたのです。

皆、気付きました。

このところのガンスの様子が変だった理由がこれだった・・・と。

ギョンジュンは、そうとも知らず、何度もガンスの頭を叩いてしまった・・・と、自責の念にかられ、まともにガンスを見つめる事すら出来ませんでした。

本当は優しいギョンジュンなんです。

仲間たちは皆、ガンスを心配しました。

もしかしたら、外科医としての未来は消えてしまうかもしれないと、最悪の可能性も考えてしまうからです。

 

ガンスはすぐに手術する必要があると診断されました。

ユンドは患部を完全に摘出すべきだと言い、ジフンは無理な手術はすべきじゃないと言いました。

迷ったガンスは、キム副院長に相談しました。キム副院長はジフンの方法を支持しました。

 

仲間たちは、彼の手術の助手に入る事が心情的に出来ませんでした。

それどころか、手術の為に断髪することすら、心が痛んだのです。

ガンスは、ずっとヘアースタイルにこだわって来たのです。何度か注意されたようですが、茶髪を改めようとはしませんでしたからね。

ガンスは、決心しました。

そして、自らの手で髪を切ったのです。

このシーン、本当に自分の髪を切ったそうですね。胸が痛かったです。泣けましたよ

でもね、「太陽の末裔」でのキム・ギボムの姿と被りましたし、とっても坊主が似合って可愛いんですよね

 

ジフンに、キム・チヒョン医師が連絡して来ました。

ジフンの提案に乗る気持ちが芽生えたということです。

 

ユンドは、可能性がほぼ無いと分かっていても、へジョンへの想いを整理する気にはなれませんでした。

本気で恋する幸せを感じているようです。

それは、政治的な事が嫌いな彼が、病院の理事になっても良いかと考えるレベルでした。

以前、ミョンフンから理事になってソウを支えてほしいと声をかけられた事があったのですが、きっぱりと断ったことがありました。でも今は、へジョンが今回のような窮地に陥った時、もう二度と処分を受けないで済むようにできるならばと考えたのです。

そんな自分自身の変化を、ユンドは楽しんでいるようです。

 

ジフンはへジョンの祖母から跪いて頼まれていました。へジョンを頼む・・・と。

ジフンの両親は幸せな瞬間に、一瞬にしてそれを奪われてしまいました。それは、へジョンやへジョン祖母の場合も同じです。

「俺は明日を信じない。今日、この瞬間だけが大切だ。明日死ぬかもしれない。おばあさんの希望はお前の幸せだ。真相究明のために今日を犠牲にするな。」

と、ジフンは言いました。

へジョンは、祖母の死の真相を究明するために生きて来ました。そのために、へジョン自身の今の瞬間を犠牲にしてしまっているとジフンは考えているのです。だから、それを手助けし、一刻も早く終わらせてやりたいと協力しているのです。

「もうすぐ終わりだ。」

そう、ジフンは言いました。

でもね、事はそう簡単じゃありませんでした。

 

その後、キム・チヒョン医師から麻酔記録を受け取る事が出来ました。

へジョンは、自分でもそれを分析し、専門のチョン医師にも見てもらいました。そして判断を仰いだのです。

記録によると、ミョンフンは当時まだ一般的じゃなかった腹腔鏡手術を行っている最中、大静脈を傷つけてしまいったことから大出血を引き起こしてしまったようです。ただちに開腹して対処しなかったため、出血多量による死亡に至ってしまったとのです。

開腹が遅れた理由までは分かりません。本人のみぞ知るってところでしょうか。

腹腔鏡手術をするという説明を受けた覚えが無いとへジョンは思いました。

要するに、担当医の判断ミスで、祖母は死に至ったと言う事が分かったのです。

 

その証拠を携えて、へジョンはミョンフンに会いました。

ミョンフンは、自分のミスは認めました。そして謝罪しました。口先だけです。

へジョンが腹腔鏡手術についての説明がなされていなかったのでは?・・・と聞いても、それが一番安全な方法だったからと言いました。

儲かるからでは?・・・と言っても、話しにならないと言うだけ。

へジョンがいくら問題視しても、既に時効。法的には一切罰せられる事は無いと分かっているから、ミョンフンは強気です。

ミスはしたが、自分は最善を尽くした・・・と言い張るのみです。

これで終わりだと考えるミョンフンに、へジョンは怒りが湧いて来ました。

自分が甘かったと思いました。

その上、ジフンも自分と同じ考えをするだろうと言われ、へジョンはもっと断固とした態度を採らなくてはいけないと決心しました。

 

実際、話を聞いたジフンは、やめてはいけないのか?・・・と言いました。

ジフンは、へジョンが現在を犠牲にしているのが残念でならないんですが、へジョンには、人生の先輩として、経験者としての上から目線だと受け取ったようです。ミョンフンと同じ立場に立っている者の意見だと。

 

でもね、何人もの弁護士に相談しても、ジフンの言うように、そしてミョンフンの言うように、法的には何の手段もとれないと言われるだけでした。

自分に力がついたら、その時初めて真相を究明できるし、心からの謝罪を受け、許す事も納得する事も出来ると考えていたへジョン。もっと早く事を起こすべきだったんだ・・・とやり場の無い怒りと焦り、絶望感を感じたのです。

 

ガンスは、ジフンの手術法を選択しました。

弟と二人の家族で、自分は家長だから・・・と言いました。ジフンの様な外科医になるのが夢てここまで来たのに、あと少しでその夢が叶うところまで来ているのに、諦める事はできない・・・とね。

そして、軍にいる弟が休暇を取って会いに来るのを待って、手術を受けたのです。

万が一失敗したら、視力が失われるので、弟の顔を見る事ができなくなるから・・・と。やはり家長とすると、いつも最悪の事を想定して行動するのが常となっているのです。

 

12時間もの大手術でした。

担当したジフンやソウだけじゃなく、仲間たちは仕事の合間を見て、その様子を見守り続けました。

 

手術は成功しました。

ジフンがその報告をした時、へジョンは絶望感にさいなまれていた時でした。法的な手段だけじゃなく、どうもマスコミからも良い返事はもらえなかったようで。

祖母の為に何の手も打てないことに苛立っていました。

ジフンは、予想していたようです。ミョンフンの様な人間が、あのくらいの証拠でへジョンに対して心からの謝罪をするとは思えないと。へジョンを自分と対等な存在と思っていないからです。

「殺してやる。」

と、へジョン。

呆れたようにジフンが見つめました。

それなら自分が代わりに殺してやる・・・と一瞬の後にジフンは言いました。

ふっとへジョンも呆れた表情を見せました。

 

そして、ジフンの父ホン理事長が亡くなった時の疑惑の空白時間について調べたのかと問いました。

実際、ジフンは調べていました。

でもね、それより、今現在の自分の人生を犠牲にしたくないと考えたのです。復讐に没頭しないで好きな事だけして生きたい・・・と。

親もそれを望んでいる筈だと言いました。

なぜなら、親は皆子供の幸せを望んでいるから・・・と。

へジョンは、その言葉に納得したのでしょうか。それとも、ジフンとの考え方の違いに改めて気付いたのでしょうか。分かり会えないと。

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『ドクターズ~恋する気持ち』16話まで

2017-06-07 00:30:41 | 韓国ドラマのエトセトラ
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レビュー一覧は、こちらから。

 

交通事故に遭って、脳死状態になった新婦、亡くなったわけじゃありませんでした

生命維持装置によって生かされている状況で、お腹の子の成長を待っていたのです。

でも、いつ亡くなってもおかしくないとかで、24週になれば保育器に移す事が出来るというのですが、それまで持つかどうか分からないの本当のところでした。

付き添っている新郎は、言いました、とても後悔しています・・・と。

「愛していると言ってません。貴い言葉だから、結婚式場で言うつもりでした。」

「奥さんは気持ちを分かっているから、子供を守っているんです。」

と、ジフンは言いました。

 

ジフンは焦りました。

新郎の後悔が、自分と重なりました。へジョンにちゃんと伝えて無い・・・と。

すぐにへジョンを呼び出しました。そして、言ったのです。

「愛してる。へジョン。」

一体何事かと思っていたへジョン。その言葉で一気に表情がほころびました。

「いつ何が起きても後悔したくない。」

その言葉を聞いて、へジョンは両手を広げました。

「来て。」

へジョンの方が9歳も年下なのに、こう言う時は、年上のように見えます。

子供を両手で抱きとめるような、そんな仕草です。

ジフンはへジョンをすっぽりと胸の中に抱きしめました。へジョンも大きく広げた両手でジフンをしっかりと抱きしめました。

 

ソウは、ヨングクとは友達でいたいと言う気持ちが強いようです。

だから、ヨングクの正直な気持ちは知りたくないと言いました。

ヨングクも、そのあたり、ちゃんと心得ているようです。彼ほどソウの気持ちを理解してる人はいないかもしれません。

友達でいたいから、気持ちは話さない・・・と言いました。何とも不思議な関係です。

 

へジョンはまたキム・チヒョン医師を訪ねました。

相変わらず何も知らないと言い張るのですが、今回、へジョンはそれを覆すネタを持っていました。

キム・チヒョン医師が、へジョン祖母の医療記録を廃棄直前に閲覧したという記録です。

医者として頼んでいるのです・・・とへジョン。法的には決着している事ですからね。

「少し考えたい。」

と、キム・チヒョン医師。少し気持ちが揺らいで来たようです。

 

チェ・ガンスに病気が見つかりました。

このところ、疲れの所為で仕事をしながらでも寝てしまったり、記憶が飛んでしまったり、ふらついたりしてるのかと思っていましたが、違いました。

脳に腫瘍が出来ているのです。

彼自身、病気だとは思わず、適当に鎮痛剤などを飲んで済ませていました。

ところが、それがもとで大きな事件が起ってしまったのです。

 

少し前から一人の国会議員が腰痛、椎間板ヘルニアで入院していました。ナム議員と言う、将来大統領になろうかという重要人物です。

ミョンフンも、チン理事長は、病院の名声を高めるには絶好のチャンスとばかり、VIP待遇をしています。

ジフンが担当になったのですが、ナム議員はへジョンを気に入りまして、へジョンをしょっちゅう呼び出していました。

でも、へジョンもナム議員にかかりっきりになる事は出来ません。なにせ忙しい身ですから。

だから、自分が携われない時のために、ガンスも担当とさせたのです。

 

ナム議員は、勝手に食事を取り寄せて病室で食べたりして、まー自由な入院生活を送っていたのですが、ある時、突然血圧が上がって倒れてしまったのです。

丁度時間のかかる手術に入っていたへジョンは、その前に、そういうこともあろうかと、ソウに要望に応じるよう頼んでいました。

ところが、ソウは学会に行かなくてはいけ無い時だったので、ヨングクに頼んだんですよ。

そしたら、ヨングクはヨングクで前夜から徹夜の勤務で疲れ果ててしまってて、仮眠をとっていたんですね。

だから、ヨングクは、ガンスに緊急の場合の対応をするよう任せちゃったんです。

 

こう言う時に事件は起るんだよね。

ナム議員がトイレから出て来た直後、倒れてしまったのです。

担当看護師は、へジョンやソウに連絡したけど、つながらなくて。で、ガンスに連絡が行ったのです。

 

ところが、ガンスはその電話を受けている最中、意識が遠のいてしまいましてね。その緊急の電話があったことを憶えていられなかったのです。

ナム議員のところに医師たちが駆け付けた時、もう意識不明に陥ってしまってました。

 

緊急手術は成功し、命は取りとめる事ができたのですが。

ミョンフンは、これを機会に、へジョンを追い出そうとし始めました。

 

ミョンフンは、へジョンの資料をチェックしていました。

昔、高校を退学になったとか、その理由とかを把握し、ほくそ笑みました。

いくらでも追い出す口実になりそうな履歴ですもんね。

ジフンとの仲も、推察し、邪魔なジフンもろとも追い出す事ができればこれ幸いってことのようです。

 

ガンスは、流石に自分のこのところの症状が気になりました。

で、こっそりとCTを撮ったのです。

新米トドクターのガンスでも、判断がつくほど大きな腫瘍が写っていました。

でも、一応、その診断が誤っていないか確認するために、友人のモノだと言ってジフンにその映像を見せたのです。

ジフンも同じ診断でした。

 

ガンスには弟がいます。

自分が頑張って医者になり、弟を支えたいと思っているようです。

なのに・・・。

ガンスはへジョンが懲戒処分を受けるという話を聞き、余計に落ち込みました。自分の所為で、治療が遅れ、議員が意識不明になってしまったのですからね。

そして、その責任をへジョンが負う事になってしまいそうですから。

へジョンに謝りました。自分が責任をとる・・・と。

でも、へジョンはまさかそう言う意味だとは思わず、ガンスを慰めたのです。

「あなたには無理よ。私だから責任を問われたの。優秀だから。」

ガンスは、一人になって泣きました。

 

へジョンはこう言う状況になっても、いたって冷静で落ち着いていました。

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