まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『月桂樹洋服店の紳士たち』5話まで

2017-06-29 12:05:28 | イ・ドンゴン関連

                          

レビュー一覧は、こちらから。

 

どーにかソンニョを落ち着かサなきゃ・・・ってんで、サムドは説得を試みますが、無理で。

結局、そっと屋上に上って行ったドンジンやテヤンが取り押さえ、その直後に酔いのために爆睡し始めたことで一件落着。

その後目が覚めたソンニョは、皆に平謝りするしかありませんでした。

だけど、サムドを洋服店に戻す気はさらさらなくて・・・。

久しぶりに針を握って水を得た魚のように生き生きと仕事するサムドを見ても、気持ちは変わらず・・・。

そのまま引きずるように連れて帰ってしまいました。

サムド・・・身体はでっかいけど、優しくて妻を大切に思う気持ちも深くてね。尻に敷かれるって言うのはこう言う事でしょう。

 

ドンジンは、冷たくて人情が無いように見えるけど、本当は社員や部下思いで、ミサアパレルと言う会社の事を心底考えているんです。

前社長の思いを引き継いで立派にやって行こうと考えているし、その為には、ヒョサンに任せてはおけないと思ってるわけです。

ヒョサンのやり方が、手段を選ばない金もうけ主義って感じですからね。

ただ、ヒョサンとウンスクを潰してしまおうとまでは思っていないのです。仮にも前社長夫人と息子ですからね。そうなる事を前社長も望んではいないでしょうから。

でも、ヒョジュは違います。

ヒョサンと継母ウンスクを家からも会社からも追い出したいと思っています。彼女の実母はウンスクの為に家を出たようです。

何かこの間まで見てた「青い海の伝説」のジュンジェと同じだわ・・・。

育ててくれた人じゃないか・・・とドンジンはたしなめました。だけど、ヒョジュにはドンジンの考え方が理解できないのです。

ドンジンがヒョジュの考え方でもう一つ我慢ができないのが、夫を執事か何かのように思ってるところです。

自分のお陰でミサアパレルの主になれるんだから、ありがたいでしょ?・・・と言うのがヒョジュの考え方なのです。

説得は無理だとドンジンは諦めています。

 

そしてとうとう店の売却契約が完了してしまいました。

最後の判は、ドンジンが押しました。ゴッチは、自分の手では押せない・・・とドンジンに任せたのです。

 

最後のスーツを届けに行きます・・・とヨンシルが言いました。

地方に住むお客さんのために、マンスルがあつらえた最後のスーツでした。

会社に戻るドンジンが、通りがかりだからと送っていくことに。

 

ヨンシルは、社長の息子だから・・・とドンジンにも一緒に届けにいってほしいと言いました。

注文主は貧しい工員でした。

もうリタイアしたようで、体調を崩して寝込んでいました。

若い頃、工場で油まみれに成りながら働いていた彼は、月桂樹洋服店の前を通るたびにその立派なスーツを見ていました。その頃、月桂樹洋服店は知らない者がいないほどに有名だったようです。

そして、何十年も経った時、自分自身への最後の贈り物をしたいと思い、店のドアを押したのです。

「いつまで生きられるかわからないので、あの世に逝く時だけはいいスーツを着たいと思って。」

その話を聞いたマンスルが、生地代にもならない代金で、このスーツを作ってくれたのでした。

 

ドンジンは、父の知らない面を教えてもらいました。

そのスーツを着た男性は、とてもとても嬉しそうでした。そしてよく似合ってました。

「もう思い残すことはありません。」

と、男性は言いました。

 

ドンジンとヨンシルは黙ったままで歩きました。

マンスルへの思いがそれぞれに胸に過ぎっていたでしょう。

 

テヤンとジヨンは別れました。

ジヨンが一方的に別れを切り出したのです。

貧しい境遇から抜け出すためには、テヤンと一緒ではダメなのです。

これまでテヤンが何かと用立ててくれたお金を全て返したジヨン。

借金ばかりのテヤンと付き合えたのは、自分が若くて世間を知らなかったからだと言いました。

彼女にとって今はお金が人生の目的であり目標でもあるのです。テヤンには理解できませんでした。

 

ドンジンは、ヨンシルに対してとげとげしさは無くなりました。

ヨンシルも、ドンジンの印象が少し変わったことを感じていました。就職先を探してやるとも言いましたしね。

だけど・・・。

又も下ネタ・・・いや、下ネタと言うよりは、生理現象ネタで二人はどたばたしてますよ。

 

あ、そうそう。

ドンスクの口利きで二階の部屋に住もうとしていたソンジュンなんですが。

部屋代の折り合いがつかず、まだ住まわせて貰えていません。

サムドが住む予定だったのですが、結局ソンニョに連れ帰られてしまったしね。

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『月桂樹洋服店の紳士たち』4話まで

2017-06-29 09:25:40 | イ・ドンゴン関連

                      

レビュー一覧は、こちらから。

ここまで観て来て、なんだか「家門の栄光」を思い出しました。どちらも長い間続いて来て、人によっては既に過去のモノ、古臭い遺物と思われているモノを、大切に大切に守って行く人たちの物語。

スーツも、安くて良いモノ、そして海外のブランド物がたくさん入って来ているわけです。手作りの丁寧なスーツ、仕立て直しができるスーツを古臭いと決めつけられるのも時の流れかと。

敢えてその流れに逆らって・・・いえ、逆らうのではなく共存を目指そうと言う人たちのお話なんでしょうかね。

 

そーでした。ドンジンがミサ流通の社長だとは分かったけど、マンスルの息子だということは、まだ知らなかったのねぇ、ヨンシルは。

そして、ギピョの妻だとは知ったけど、まさかヨンシルが父の洋服店の職人だとは知らなかったドンジン。

結局、洋服店での鉢合わせで、や~っと全ての素性と言うか、人となりを知ったということです。

それほど、ドンジンは実家に寄りつかなかったってことでしょうか。

ヨンシルは、自分の誤解からドンジンに数々の失礼な事をしちゃって・・・。知らなかったとはいえ、顔を合わせるのは気まずいですわな。

 

マンスルの行方がつかめました。

警察が調べてくれたのです。

でも、マンスルは、家族には居場所を知らせないでくれと言ったようで。捜索願も本人が取り下げました。

そして、警官はマンスルの手紙を預かって来ていました。

マンスルも、ここまで家族混乱するとは思ってもみなかったようです。騒がせてしまった事を謝っていました。

元気でいるから、もう探さないでくれ・・・と書いてありました。

“私は今までの人生を整理し最期の時に備えている。家業を継がせる事が出来ず残念だが、それも人生だと思う。恨まない。ただし、私の手では店を閉められない。ドンジンが処分してくれ。お前がやってくれれば先代への申し訳ない気持ちを少しは減らせる。私の事は心配せず、各自の役割を果たしてくれ。すぐに戻る”

ゴッチは、無事だと言う事でほっとはしましたが、やはり無責任だと思ったのでしょう。

すぐにでも不動産屋を呼んで店を売り払うと言いました。

 

サムドがソンジュンのギターを壊した一件は、ソンジュンがサムドの店で無銭飲食した件と相殺して、サムドが分割でいくらか支払うことで話が付きました。

これでもう、顔を合わせる事は無いだろうとほっとした3人なんですが・・・。

 

ヨンシルはテヤンの事が気になっていました。

アルバイトも休んでいるので、連絡しました。

実は、テヤンは新薬の治験のアルバイトをしていたのです。高額なアルバイトだったんです。

その翌日、テヤンは面接に臨む予定だったのに・・・。

大丈夫?・・・と思ったら、やっぱり体調がイマイチで。吐き気に襲われていますよ

 

書類選考で通った会社、実はミサアパレルだったんです。

大きな会社を望んだのは、やっぱりジヨンとの事があるからでした。

なのに、面接官の中に、それも中央に座っているのが、先日ジヨンと一緒のところを見かけた男性

ミン・ヒョサンです。一応社長ですからね。

吐きそうになるのを必死に堪えて質問に答えるテヤン。ヒョサンも、見所があると思ったのに、次の瞬間、とうとう我慢できなくてトイレに駆けこんじゃった・・・。

落ちちゃったようです。もう結果が出たのかしら?

テヤンは、つくづくついていないと気分が落ち込みました。

 

ゴッチは、不動産屋を連れて店に行きました。

ヨンシルやクムチョンが思い留まらせようとしますが、ゴッチは意地でも話を進めようとしました。

そこに、ヒョジュが。

ドンジンに言われてお見舞いに来たのです。

ところが、言わなくてもよい事を言っちゃった。ドンジンが左遷されてしまったことです。

心配かけないために、話して無かったのに・・・。

 

ゴッチは、夫の事といい、息子の事といい、頭が痛い事が立て続けに起って、もう倒れそうです。

と言うか、ゴッチを演じているキム・ヨンエさんは、先日亡くなりましたから、なんだか、台詞に“死”と言うのが入ると、胸が痛みます。

すぐに、ウンスクに電話しました。

で、よくも息子を・・・と激怒。昔からの知り合いだから、言いたい放題です。

 

ドンジンがヒョサンの不正行為の証拠を手に入れました。旧製品を新製品だと偽って売った収益をヒョサンが手に入れたらしいです。

で、すぐにヒョサンとウンスクに言いました。

1週間以内にすべてを元通りにするのならヒョサンを会社に残れるようにするけど、もし拒むなら回復不可能な傷を負う事になります・・・と。

今のところ、ドンジン有利に見えますが、どーでしょうねぇ。何か奥の手を出して来そうな予感。

 

サムドが家を出て来ました。

彼にとって月桂樹洋服店は“家”だったのです。孤児だったようですね、彼は。

施設を逃げ出してマンスルに拾われたんでしょうね。そしてそこで青春時代を過ごしたわけです。

そんな大切な店が無くなってしまうのは、耐えられないのです。マンスルが戻って来るまで店を守りたい、その一心だったのでしょう。

 

ソンジュンは行くあてが無くて、サウナで寝泊まりしていました。

又々偶然屋台で出会ったドンスクが、声をかけましてね。話しの流れで、家を紹介するということになりました。

なんとそれは自宅の2階。

翌日に部屋を見にやってきました。

 

その時、サムドは既に到着していましたし、ドンジンも、母の具合が心配で駆け付けて来ました。

テヤンは、実家の母が急に入院手術をしなくてはいけない状況になり、ヨンシルにお金を借りに来ました。

そうやって主要メンバーが勢ぞろいしたところにやってきたのが、サムドの妻ソンニョ。

 

ソンニョはサムドの置き手紙を読んで激怒し、やって来たんです。

サムドの気持ちを理解して行かせてあげるなんて、彼女には考えられなかったのです。

ただね、いくらかはあったようですよ、サムドの気持ちを察するところ。

来る途中の列車の中で、怯まないように、焼酎を3パックも飲んでましたから。

手に持ってるのは何かと思ったら、灯油を入れるケース。

でも、中に入ってるのはただの水。到着してから、水道の水を入れてましたもん。

 

屋上に上ったソンニョは大声で叫びました。一緒に帰らないと、火をつけてやる・・・と。

大騒動です。

 

何だか、始まりはドタバタな雰囲気。

早く、落ち着いた展開になってほしいものです。

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