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走ってくるバイクからロウンを守ろうと、突き飛ばしたファンギ。
そのファンギの目の前にバイクがーっ
・・・と思ったら、バイクは目の前に停車。出前の客がそこにいたってことで。
ファンギは、つい、屈伸運動なんぞで自分の行動を誤魔化そうとしました。
そこにウィルが。
ロウンを追いかけて来たみたいですね。ファンギの姿を見て驚いていました。人の為に激走するなんて、見た事無かったでしょうから。
少し前に、キム秘書を庇って上着をかけてあげたのも、気付いているようです。
ファンギが少しずつ変わり始めたのを感じているのかもしれません。
結局、この時、バイク便のお兄さんという誤解は解けないままでした。
ロウンの父は理髪店をやっています。
物凄く“昭和”な感じのするお店です。決して垢ぬけた今風な店ではありません。
父と特に会話をする事無く部屋に入るロウン。静かです。姉一人居なくなっただけなのに、誰も住んでいないかのような静けさです。
残された姉の私物に、ネックレスがありました。高価そうです。
ペントハウスが事務所に生まれ変わりました。
ファンギの意向などお構いなしで、父とウィルがそこを新しいベンチャーチーム『サイレントモンスター』の事務所としたのです。
でも、社内で募集をかけたのに、応募して来たのはロウンのみ。
その他のチーム員はウィルが選びました。
チーム員たちは、ペントハウスの中に入るのも、ファンギの顔を見るのもお初。あ・・・ロウンは入ってましたけどね。
驚いたのはロウン。
だって、バイク便のお兄さんだと思っていた人が代表だと言うんですもん。
そして、ファンギも驚きましたよ。よりによってロウンがいるんですもんね。
ウィルに、ロウンだけはダメだと言いました。でも、ま、受け入れるしかありませんでした。
しかし・・・。
ファンギは何も指示を出しません。チーム員たちは、声をかけるのも、目を見るのも躊躇する相手なので、雰囲気は最悪。
でもね、ロウンは徐々に代表ファンギの本当の性格は、自分が思っているような非情なものじゃないかもしれないと思うようになりました。
実際、ファンギは内向的なのは、人の気持ちに配慮し過ぎて何も出来なくなってるという部分が多いようです。
人を傷つけないように、迷惑をかけないように、言葉を選んだり、我慢したりして。
ロウンは、ファンギという人間がますます分からなくなってきました。
で、一番分かっているであろうウィルに、ファンギの事を聞こうとしました。
丁度出かけるところだったウィルは、ロウンの話を車の中で聞く・・・と同行させました。
それをファンギが目撃。動揺しました。
それがあまりにも大きな動揺だったのには理由がありました。
やっぱり、ウィルとロウンの姉ジヘは関係があったようです。恋人同士だったのかな?
二人が親しげに一緒にいるところをファンギは目撃していたんです。
その時のシーンと被ったのです。
ウィルはファンギの妹イスと交際していたようですし・・・。二股
もしかしたら、裏切られたとショックを受けて自殺しちゃったのかな?ジヘは。
ファンギは、ジヘにカフスボタンをすぐに買いに行くように・・・なんて命令をしていました。それはおそらくジヘをロウンの公演に行かせない為の口実だったんでしょう。
だって、その公演にウィルとイスが行ってましたから。
鉢合わせしないようにという配慮だったんだと思います。
ウィルが向かったのは、国民的俳優ファン・ヨンギュの元。
スキャンダル記事が出て、身動き取れなくなっていました。
CMの違約金問題なんぞも発生するかもしれないと言う危機でした。でも・・・何故ウィルが行くの?
結局、ロウンの提案でペントハウスで夜の飛行機の時間まで匿うことに。
スキャンダルが事実なのか聞き出そうとするロウン。・・・でも、何故
不倫では無いと言うヨンギュ。でも詳細は一切口にしません。
それを開かせたのはファンギでした。
一緒に時間を過ごすうちに、ヨンギュはファンギと言う人間を信頼できると見極めたようです。
気さくなど言う言葉は辞書に無いと言えるようなファンギの言動。人に分かってもらえないくらいに些細な気遣い。
でも、本当は細かい心遣いが出来、人の気持ちに敏感で、配慮が過ぎる人なんです。
ヨンギュのスキャンダルの相手と言うのは、実は息子だったのです。
女装していたのです。
ヨンギュが口をつぐんでいたのは、ひとえに家族を守るためだったのです。
ロウンは、それを知りました。
又一つ、謎が増えました。ファンギと言う人間に対する・・・。
ロウンはファンギに聞きました。
屋上で謝り続けていたのは誰に対してなのか・・・と。
ファンギは何も答えませんでした。
それはジヘに対しての謝罪だったからです。
傷つかないように守ってあげたかったのに、それが出来なかったわけで・・・。
当時、ファンギが優先したのは、自分の妹だったということですね。守らなきゃいけない人が他にいるから・・・と。
だから、ごめんなさい・・・だったのです。
ジヘの事を好きだったのかしら?