青い海の伝説OST(2CD)(SBSドラマスペシャル) | |
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シムチョンは、自分の正体を、ずっと前からジュンジェは知っててて、心の声も聞いて本心も知られていた事に気付きました。
流石にショックを受けました。
それよりショックだったのはジュンジェの方です。
医師の言うように、自分が、そしてシムチョンがお互いを愛さなかったら、悲劇は起らなかったのかもしれないと思ったからです。そして、自分の気持ちを抑えて、シムチョンを海に帰せば、シムチョンが死ぬ事も無いのに、それが出来ない自分にも苛立ちました。
マ・デヨンではなく、自分こそがシムチョンを殺す人間なのかもしれないと思ったのです。
シムチョンはこれまでのジュンジェの言動を思い出しました。
何度も正体を知ってるからこその言動があった事に気が付きました。
そして、kissの意味が知りたくなったのです。
ナムドゥは自分の正体を知って、稼ごうと考えたわけで。だから記憶を消した・・・とジュンジェに言いました。
その時、ナムドゥはジュンジェだって同じだと言ったのです。
だから、聞きました。怖く無かったのかと。
「嫌だとか怖いだとか思わなかった。お前は最初から変わっていたから。謎が解けただけだ。」
シムチョンは、ほっとしました。
何時ばれるかはらはらしていたので、ばれて却って良かったと思いました。
ジュンジェはシムチョンに、タムリョンとセファの話をしました。
でも、ラストだけは変えました。ハッピーエンドだと。
因縁は繰り返す・・・とジュンジェが言ったので、シムチョンも気になっていたのですが、それを聞いて安心しました。
シムチョンは、ジュンジェが人魚の心臓の秘密を知ったことで心配しているのを知ると、その記憶を消そうと言いだしました。
やってみる・・・なんて言いますが、ジュンジェは必死に抵抗しました。思い出の一つも消したくないし、心臓の事は何より大切なことですからね。
ソヒは、ジュンジェ母ユランがジンジュの家で家政婦をしている事を知りました。
で、何を思ったのか、ジンジュの家にやってきましたよ。ねちねちと嫌味を言うつもりだったのかしらね。
でもね、ユランも、もう黙ってはいませんでした。
ジンジュの前で、ついにソヒに追い出されて行方不明の前妻と言うのが自分だと言ったのです。
ジンジュが言っていた噂も本当だと。高校時代の同級生から夫を奪い、前妻を追い出し、前妻の子までも家出させて乗っ取った・・・とね。
ソヒが機嫌を直して自分を許してくれたと喜んだジンジュ。
ユランの告白に、もーっと喜びましたよ。元々、ソヒに対してあまり良い感情は持っていませんでしたからね。
そして、ユランへの態度が変わりました。ユランに、もう一度元の場所に戻ってもらいたいと思ったからです。
イニョン王妃を追い出して王妃の座についたチャン・ヒビンに例えましたよ。
ソヒは、バカなことをしましたね。墓穴を掘ったって感じです。
ホン刑事とジュンジェ、ナムドゥは、“カン・ジヒョン”と言う女性の行方を追っていました。
調べれば調べるほど、カン・ジヒョンの周辺で相当な数の人が死んでる事が判明。二人の夫は勿論、孤児だった彼女を引き取った家族も全員死んでいるんだとか。
皆、ぞぞ~っとしました。
そしてもう一つ分かったことが。ジュンジェの実母と出身高校が同じだということです。
徐々にソヒに近づいて来ました。
チヒョンは、ナム部長を殺そうとしました。
ナム部長が、母ソヒの裏の顔を知ってると勘づいたのです。そして、それをジュンジェに話す恐れがあると思ったからです。
でもね、チヒョンが呼吸器を外した途端、警報が鳴り響きました。ま、慣れて無いってことですね、こう言う悪事に。
おろおろとするチヒョンを病室から引きずりだしたのは、デヨン。
チヒョンはデヨンと直接会った事は無かったようです。ソヒと一緒のところを見かけた事はあったんですけどね。
「直接手を下すのはやめろ。母親の努力を無駄にするのか。」
と、デヨンは言いました。
「何故僕と母さんの周りをうろつく」
と、叫ぶチヒョン。
「お前は自分の幸せだけを考えろ。」
と、デヨンは言いました。
既にデヨンは、ジュンジェ父の秘書として入りこんでいるのですが、チヒョンはまだ知りません。
シムチョンは、突然誕生日のお祝いがしたいと言いだしました。自分の本当の誕生日は知らないから、明日が誕生日ということにしたいと言うのです。
ユランや例の浮浪者の女性、そしてユナも呼んで、家でパーティを開くことに。
ユランは、ジュンジェの事も気になっているので、最初は参加しないと言ったのですが、シムチョンの話を聞いて、気を変えました。
そして翌日、プレゼントを買って、家に向かっていたジュンジェは、シムチョンの姿を通りの向こうに見つけました。
誰か女性と一緒に楽しそうに話しながら歩いてます。
ユランでした。
横断歩道の向こう側にジュンジェの姿を見つけました。
「ホ・ジュンジェ」
と、叫んで手を振ったシムチョン。
その名前を聞いて、ユランは驚きました。
息子と同じ名前・・・と。
シムチョンも気付きました。ヘラクレスの塔の話で。
横断歩道の向こうに立ってるジュンジェを見つめながら、心でつぶやきました。
“あの伝説は本当だった。あの場所で生き別れた人たちは必ず再会できるという。おめでとう。あなたのお母さんよ”
その声は、ジュンジェにちゃんと聞こえていました。
信号が青に変わり、ジュンジェは一歩踏み出しました。
ユランもジュンジェに向かって歩き出しました。