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ショッピング王ルイ OST (MBC TVドラマ) (韓国盤) |
クリエーター情報なし | |
Loen Entertainment |
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ゴールドライン会長のチェ・イルスンは、夫と息子夫婦に先立たれ、今や血縁者は孫のジソン(ルイ)=ソ・イングクくんだけ。
占い師にイルスンの運勢が強過ぎるので、傍にいる家族が早死にすると言われてしまいました。
だから、孫のルイをヨーロッパに行かせ、忠実なキム執事に守らせて生活させて来ました。
車の運転も危険だからと言われ、食事にも気を配り、とにかくキム執事と共に世の不安や心配という事からは、無縁の生活をして来ました。
そんな彼の唯一の楽しみと言えば、ショッピング。
ネット通販が発達し、世界のどこからでも欲しいモノはとり寄せられる世の中。
ルイは、ブランド品、限定品等の気に入ったモノを次々に買いこんでいました。
でも、ルイの目は確かなようで、彼が選ぶ品はどれも価値が高いものばかり。何でもかんでも買うと言うわけじゃ無さそうです。
ルイの幼馴染のぺク・マリは、ルイと結婚してゴールドラインを手に入れようと考えています。
が、ルイにその気は全くありません。
マリの父はゴールドラインのぺク・ソング社長。
え~っと、チェ・イルスン会長の事を『お母さん』と呼んでますが、どういう関係なのかしら?血縁者はルイだけというのだから、血のつながりは無いんでしょうねぇ。
ぺク社長は、次期会長の座を狙っていますけど、まだそんなにあからさまではありません。
ある日、ルイはTVで韓国の山奥に住むコ・ボクシル=ナム・ジヒョンさんという女の子を見ました。
日に焼けて色は真黒で、化粧っけは全くありません。
服装だって田舎のアジュンマに近いようなもの。
で、今欲しいのが、冷蔵庫だと言いました。電気も通って無い山の奥なのにね。
あまりにも自分とかけ離れた境遇の女の子なんだけど、ルイはその笑顔に引きつけられました。
ボクシルは祖母と弟の3人で暮らしていました。
ところが、TVの取材を受けてから、弟が都会に憧れて家出してしまったのです。
おまけに、祖母が急死。
仕方無く、ボクシルは一人ソウルに出て来ました。弟を探し出してまた山で暮らそうと思ったのかな?
ところが、電車の中で、知らないアジュンマに荷物を盗まれてしまうんです。
お金も身分証明書も失くしてしまったボクシル。
警察に届けましたが、戻ってくる可能性は極めて低いと彼女も分かっていました。
途方にくれたボクシルですが、くじける事はありません。
実は、山で自ら掘った山芋をお腹に巻きつけて持っていたのです。
知り合いの話じゃ、天然ものだから500万Wはするとか。
それを売って、どーにかお金を作ろうと思ったのです。
駅で通る人を次々とチェックし、買ってくれそうな人を見定めようとしました。
で、目をつけたのが、チャ・ジュンウォン=ユン・サンヒョンssi。
ジュンウォンはもうすぐ40歳になろうかと言うのに、結婚もしてないし、付き合ってる女性もいません。
ゴールドラインのカリスマ本部長です。
この日は、両親に無理やりお見合いをセッティングされたので、出かけた帰りでした。勿論、お見合い相手には、タイプじゃ無いと言っちゃったがため、失敗に終わってました。
ま、本人には結婚する気は全く無さそうです。
突然山芋を売りつけて来たボクシルに、ジュンウォンは怯みました。
当然、それが天然ものなのか怪しいと思いましたし、ボクシルの素性も言葉通りかどうか、怪しみました。
で、とりあえず、10万Wを手付として支払い、山芋を受け取り、鑑定してもらうことに。
本モノだと分かった時点で、残りのお金を払う事になりました。
なんだかボクシルの話に乗せられて、する~っとそう言う事になっちゃったわけです。ジュンウォンは家に帰って冷静になり、いつもの自分らしくないと感じていました。
チェ会長が倒れました。インフルエンザをこじらせて、高熱で意識不明となってしまったのです。
医者は、高齢と言う事を考えると、このまま意識が戻らなければ、覚悟をしてください・・・なんて言いました。
ぺク社長は驚きますが、つい裏ではほくそ笑んでしまいました。
後継者のルイは、ショッピングしか頭が無いぼんぼん・・・と社内では評判です。そんな人物より、ぺク社長に会社を託したくなるのも当たり前でしょう。
この知らせを聞いたルイは、急きょ帰国することに。
ところが、常に一緒のキム執事が同行出来なかったのです。飛行機が満席で同じ便に乗れなかったのです。
ルイは一人で韓国に向かいました。
空港では迎えの者が待ってると言う事だったのに・・・。
何故か次にルイが現れたのは、街かど。
それも、ブランド物のジャンパーを着て、路上生活者となってますよ・・・。
弟を探してビラを配っていたボクシルは、弟が来ていたジャンパーと同じモノを着てる・・・と駆けよりました。
でも、別人です。
その頃、チェ会長は回復し、意識を取り戻していました。
そして、ルイを後継者とすると言ったのです。ホ執事に命じて、就任パーティの準備までさせました。
ぺク社長たちは複雑な表情です。
その日の夕方には韓国に到着する筈だったのに・・・。
何故、路上生活者に・・・というところで、つづく。