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ヨンシルとドンジンのドタバタな再会は、結局、ドンジンの正体をはっきりと知る成果をあげたと言えましょう。
お互いを、気に入らない相手と認識したわけですが、ま、それは誤解を生む原因となったタイミングの所為だってことで、大人な解決に至りました。
一方、マンスルの行方は全くわからないままでして。
妻のゴッチは居てもたってもいられない心持です。居なくなって初めて夫の優しさ、他人にさえも温かかったと言う事が分かってきました。
本当に自分は幸せだったと思うにつけ、不安と心配が募るばかりです。
サムドも頭からマンスル家出の件が離れません。
このままでは洋服店もすぐにたたまなきゃいけない羽目になることは目に見えています。
マンスルが家出したのも、長い間続いて来た洋服店を自分の代で潰してしまうのを見たく無いからだろうと考えていました。
で、妻のソンニョに必死に頼むのですが、ソンニョは首を縦に振りません。洋服店の仕事をするのなら、離婚するとまで言い出す始末。
いっそのこと、離婚するか・・・などと呟いたりしてます。
ドンジンの姉ドンスクは、街で店の開店祝いの歌を歌うソンジュンを見かけました。
結婚式の出しモノとか、こういう場末の仕事をするソンジュンを、哀れに思ったドンスクは、声をかけました。
元々、新人賞を受賞した時から、ソンジュンのファンでもあったのでね。
今では殆どファンもいないソンジュンにとってはありがたい存在ではありますが、反対に恥ずかしい思いも抱いてしまいます。過去の栄光を知ってる相手ですからね。
テヤンは、先だってのジヨンの嘘を受け入れていました。
ドンスクの娘ダジョンは、ジヨンの傲慢とも言える別の顔を指摘しましたが、テヤンは信じません。
ジヨンを信じきっていたのです。
でもね、とうとう言われてしまいました。
テヤンと会うと、昔の貧しかった頃を思い出すから嫌だと。せっかく用意した指輪も受け取ってはくれませんでした。
ドンジンは、巻き返しのヒントを得ました。
ギピョがミサアパレルのスーツのラベルを偽装して売った罪で服役しているということです。
ギピョがミン・ヒョサンに会いたがっていたとヨンシルの話から分かっています。ヒョサンも一枚かんでると容易に想像がつきました。
で、ギピョに真相を白状してもらう事ができたら、事は一気に解決します。自分が本社に戻れるのも早くなります。
詳細は話しませんでしたが、妻のヒョジュに復帰できそうだと打ち明けると、ゲンキンなもんです。
ヒョジュ、一気に明るく優しくなりましたよ。
でもね、ウンスクは、ドンジンが何か気付いたと知り、緊張しています。
何か手を打ちそう・・・。
あんな大声で話しちゃいかんよ、ドンジン。
ところで、ウンスクは昔月桂樹洋服店で働いていた事があったようですよ。
職人としてではなく、下働きだったようで・・・。
ということは、マンスクやゴッチとも顔見知りですよね。現に、ヒョジュはその話をゴッチから聞いたようです。
この関係にも何かありそうです。
ドンジンはヨンシルと一緒にギピョの面会に行きました。
どうにかしてヒョサンとの関係を白状してもらおうと思ったのです。
でも、まだギピョはヒョサンを信用しています。刑期を務め終えたら、高い地位を用意してるから・・・などという口約束を信じて、ドンジンの話には耳を貸しません。
ヨンシルにも、ドンジンを信用するなと言いました。
ヨンシルは、月桂樹洋服店に戻って来ました。
たった一日空けていただけなのに、埃がたまっている・・・と掃除を始めました。
その時、実家に行く途中だったドンジンが、偶然店の前を通りかかりました。店に電気が点いているのを見かけ、車を停めました。
まだ父が戻っていない事を知ってますから、店に誰が?・・・と思ったのです。
で、またまたヨンシルとドンジンが店の中で遭遇しましたよ。