まったり まぎぃ

愉快な仲間たちの事、日常生活で思う事、好きな事あれこれ。

『青い海の伝説(原題)』17話まで

2017-06-25 16:34:20 | 韓国ドラマのエトセトラ

                           

レビュー一覧は、こちらから。 

 

シムチョンが相手の記憶を消してしまうということは、相手の記憶を奪うということなんですね。

つまり、“コピー”ではなく“移動”してしまうということです。

だから、デヨンの記憶が全てシムチョンの中に移動してきたのです。

ジュンジェが言ったタムリョンとセファの未来はハッピーエンドではなく、お互いの為に死ぬと言う結果だったのだとシムチョンは知ってしまいました。

 

シムチョンは、ジュンジェから離れる事を決意したようです。

ただ、それを心で考えると、全てジュンジェに聞かれてしまいます。

騒音とも言えるほどの大音響で音楽を流し、声を誤魔化そうとしました。

ジュンジェにも、心の声を勝手に聞かれてしまう苦しさが分かる?・・・と常に無く怒りをぶつけたりしました。

ジュンジェは納得しました。

そりゃそーでしょうね。聞かれたく無い心の声を、聞かれてしまうなんて・・・ねぇ。誰でも嫌ですよ。

で、気を利かせて、ヘッドフォンをかけて、シムチョンの声が聞こえないようにしてます。

 

デヨンは本当に記憶を失ったようです。

ただ、本当に幼い頃、ソヒ・・・その時はジヒョンでしたが、ジヒョンと同じ施設で過ごしたことはすぐに甦りましたよ。

ソヒから連絡が入りましてね。

様子がおかしいデヨンの元に、ソヒが駆け付けたのです。

理由は分からないけど、記憶を失ってるデヨンを見て、ソヒは必死に言い聞かせました。

あなたは自分を捨てた世の中に復讐する人だ・・・なんて。一から洗脳し直すって感じです。

 

テオがジュンジェの実家から、遺言書のデータを盗み出して来ていました。

財産の全てをソヒとチヒョンに譲ると言う内容で、父の印鑑も押されてしまっている事が分かりました。

父の視力がほぼ失われていたことをジュンジェが報告すると、ホン刑事たちは愕然としました。ソヒのこれまでの二人の夫と同じ展開だからです。

ジュンジェはソヒの部屋から、怪しげな薬と針を持ち出し、育てている鉢植えを写真に撮って来ていました。

その花を見て、ナムドゥが言いました。トリカブトだ・・・と。

ジュンジェ、ショックでした。

もう時間が無いと思いました。

 

でもね、警察による家宅捜索は、そう簡単に令状が出ません。

なにせ、それらの証拠物は、不法に手に入れてるわけですからね。証拠能力が無いと言われてしまうのです。

ホン刑事は、必死に粘ってます。

ジュンジェが仕掛けて来た盗聴器で、家の中の会話を聞き、万全に備えてはいるんですけどね。

 

ジュンジェの父は、ジュンジェには信じないと言いましたが、やはり少々疑念も持ったようです。

で、ソヒから渡される薬を飲まずに捨てました。

ところがねぇ・・・ソヒはちゃんとその様子を見てるんです。ジュンジェ父は視力が悪いので、室内に人がいても音さえ立てなければ気付かないのですよ。

 

ところで、ナムドゥですが。

シムチョンに記憶を消されたにも関わらず、何かヒントになる様な事があると、ふっと断片的に思い出すシーンがあるんですね。

それらが積み重なって、どうもシムチョンと関係があることを、忘れてしまっているようだというところまで分かって来たのです。

そして、ある時、シムチョンとジュンジェの会話を盗み聞きしまして。

とうとうシムチョンが人魚だということを知っちゃいましたよ。まだ気付いたことを公表してはいませんが。

人魚の価値がどのくらいになるのか、密かに調べています。

おいおい・・・前世と同じように、ジュンジェを裏切る行動に出るんじゃないよねぇ。不安だわ・・・。

 

チヒョンがジュンジェの前に現れました。

彼はジュンジェが害虫駆除業者と偽って家に入り込んだと気付いていました。

それを抗議に来たのです。

だけど、ジュンジェはチヒョンをいきなり殴りつけました。・・・分かるわな、気持ち

父親に対しては、本当に純粋な気持ちだと思っていたチヒョンが、母の悪事に目をつむって来たわけですから。父親の事は守ってくれると信じていたところがありましたからね、ジュンジェ。

母ソヒの悪事を知ったとジュンジェが言ったことで、チヒョンは言葉が出ませんでした。

止めなければ、二人とも破滅させてやると言う言葉、決して脅しじゃないとチヒョンも思ったでしょうから。

 

シムチョンは、ジュンジェに、前世の結末が決してハッピーエンドじゃなく、死だったと知った・・・と言いました。

デヨンの記憶を消した時に、知った・・・と。

以前、ジュンジェが“繰り返されることが怖い”と言った言葉の意味もわかった・・・と。

でも、会いに来た事を後悔してはいないと言いました。

ジュンジェも、同じだと言いました。

万が一自分が死ぬような事になっても、お前は生き続けろとジュンジェは言いました。

「心臓は大丈夫だ。俺はどこにいてもお前を愛し続けるから。」

 

ソヒは、デヨンを自宅に連れて来ました。

ジュンジェ父の目が見えない事を良い事に、密かに地下室に匿おうとしたのです。

あともう少しで計画が成功するんだから・・・とか、記憶を失ったデヨンに言い聞かせるように説明しました。

それを、ジュンジェ父が聞いてしまいました。

ジュンジェの話は本当だった・・・と分かりました。

でもね、知られたと、ソヒが気付いたのですよ。こうなったら、時間の猶予はありません。とっとと始末してしまわないと、これまでの事が全て水の泡です。

ソヒは動きました。

 

薬を用心して飲まなくなったジュンジェ父に、毒入りのお茶を飲ませたのかな?

変だとジュンジェ父は思ったようですが、既に少しは飲んでしまった後でした。

直後、苦しみ始めました。

 

ジュンジェ父は、隠しておいた携帯でジュンジェに連絡をしました。

ところが、丁度その時、ジュンジェはホン刑事たちと相談の真っ最中で。携帯を部屋に置きっぱなしにしていたんですよ。

気付いた時は遅かった・・・。

携帯に入ってたメッセージを聞いて、慌てて家に駆け付けた時、父は既に亡くなってしまってて。救急隊に運び出されているところでした。

 

ソヒは、そうなる前にアリバイを作っておこうと、チヒョンを呼び出してお酒を飲もうとしました。

でもね、チヒョンは何か不審なモノを感じたのでしょう。

それを断って家に駆け戻りました。

そしたら、デヨンがトリカブトの鉢植えを処分しているところだったんです。

またしても、母は新たな罪を犯したのです。

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『青い海の伝説(原題)』16話まで

2017-06-25 14:40:18 | 韓国ドラマのエトセトラ

 

青い海の伝説OST(2CD)(SBSドラマスペシャル)
クリエーター情報なし
Loen Entertainment

レビュー一覧は、こちらから。

 

ジュンジェがもしかしたら母を拒否するかもしれないと私は思いました。

でも、ユランに泣きながら抱きしめられた時、ジュンジェも母をしっかりと抱きしめて泣いたのです。

ごめんなさい・・・と謝罪を繰り返すユラン。

母親とすると、自分といるより父親と一緒の方が経済的に安定し、将来を考えてもそちらを選択することが子供の為になると思いますわな。留学していると聞いていたので、安心していたのです。選択は間違っていなかったと。

ところが、それが嘘だった・・・。

家出するほど辛く苦しかったんだと。そしてその後の苦労を考えると、居ても立っても居られない気持ちになるのは分かります。

取り返しのつかない苦労をさせ、そうするしかない判断をさせてしまった自分を責めても責めてもキリはありません。

何度も何度も謝る母に、ジュンジェは謝るのはやめてと言いました。

行方を調べても一切分からなかったので、もう死んでしまったのかもと思ったこともあったわけで。だから、今生きて再会できたことで充分だとジュンジェは思ったのです。

 

思いがけずに近くにいた事が分かり、ジュンジェもユランもその縁を不思議に思いました。

いろんな話をしました。

シムチョンがジュンジェの恋人だと知り、ユランは本当に嬉しく思いました。

シムチョンが純粋で真っ直ぐな人柄だということは、これまでの経験で分かっていますから。

シアとの事も聞きました。大学時代からの大切な友達だとジュンジェは説明。ちょっと安心した風なユランです。

ただ、立派な家に住んで、経済的にも不自由の無さそうな様子を見て、やはり気になるのは職業。

でも、それだけは誤魔化すしか出来ないジュンジェでした。

詐欺師だとは口が裂けても言えませんよね。

 

シムチョンの誕生日パーティは和やかなモノとなりました。

思いがけない母との再会。ジュンジェにとっては何よりのプレゼントですね。

 

パーティがお開きになった後、しみじみとジュンジェ、シムチョン、ユラン、ナムドゥでワインを飲みました。

その時、とうとう“カン・ジヒョン”がカン・ソヒだと明らかになりました。

ジュンジェが同級生の・・・と切り出した時、ユランは隠す意志はありませんでした。あなたの継母よ・・・とすぐに明かしたのです。

 

ジュンジェはホン刑事に連絡しました。

ソヒの調査が本格的始まりそうです。

 

ところで、ナム部長、命は取り止めましたね。意識不明ですが。

良かった良かった。

前世でのナム部長は、タムリョンの友人でした。彼もまた追っ手に追われて崖から転落しましたが、命は助かりました。

そして、タムリョンから死ぬ間際に託されたことをしようとした時・・・何かを持ち出そうとしたようですが、彼の前に立ちはだかったのは、前世でのチヒョンとナムドゥ

二人とも、使用人のような恰好ですが。チヒョンは分かるとして、ナムドゥまさか、今後、チヒョンと手を組んでジュンジェと対立するなんて事になるの

 

チヒョンは母ソヒに、自分の実父はデヨンなのかと問いました。

思いたくは無いけど・・・ですよね。

ソヒははっきりと肯定はしませんでした。

だけど、自分がこれまで如何に不遇な身の上だったかを言い、それを武器としてのし上がって来たんだと言いました。

要するに、人は弱者の言葉を真実だと思う傾向にあるということです。

ジュンジェ父にしても、デヨンにしても、ソヒにとっては道具なんです。チヒョンを自分と同じような目に遭わせたくない、陽のあたるところに押し出してやりたいというその思いだけなのです。

チヒョンは、デヨンを受け入れる気にもなりませんし、母のしている事を納得もしたわけではありません。ただ、母の自分を思う気持ちは本モノで、それが全ての原因だということも充分分かっていました。

だから、ソヒの悪事を公表する事は出来なかったのです。

 

シムチョンは、ナムドゥから、ソヒとデヨンの関係、ソヒがこれまで犯して来たと思われる罪等を聞きました。

ジュンジェがこれまで如何に寂しい人生を送って来たかを知りました。

 

ジンジュの家に戻ったユランを、ジンジュはもろ手を挙げて大歓迎。

家政婦としてじゃなく、姉のように接し始めました。

また、シアは、とうとう全てがジュンジェとユランにばれてしまった事で、後ろめたい思いを抱いていました。

既にユランがジュンジェの実母だと気付いていたにもかかわらず、話さなかったのですからね。

ユランの顔もまともに見られないし、ジュンジェにも会えないでいたのです。

ユランは、シアの気持ちを察し、気にとめていないと言ってあげました。シアは気持ちが楽になれました。

でも、ジュンジェにとっては友達であって、それ以上ではないと改めて言い聞かされた気分でもありました。

 

ジュンジェは、ソヒの過去を知り、父の事が心配になりました。

で、チヒョンに直接父の居所を聞くと、海外に療養に行ってると言われました。が、それを信じるジュンジェじゃありません。

ホン刑事に確認してもらったところ、父が海外に出た記録も見つかりませんでした。

 

「仕事だ。」

と、ジュンジェはナムドゥに言いました。ターゲットは実家だと。

 

シムチョンは自分も手伝いたいと言いました。ジュンジェは嫌がるけど・・・とナムドゥは渋りましたが、シムチョンはチヒョンと知り合いですし、使い道はあるかと思いなおしました。

ユランにも協力を依頼したのかな?ユランはジンジュにソヒを2時間ほど連れ出してほしいと言ったのです。

 

チヒョンは、デヨンなんかじゃなく、ジュンジェ父を求めていました。

自分を本当の息子と思ってほしいとずーっと願っているのです。

なのに、見舞いにも来ないジュンジェを父はただ一人の息子と思ってるわけで・・・。

傍にいるのは自分なのに・・・とチヒョンは悔しくて仕方がなかったようです。

「息子は僕だけじゃだめですか?」

と、父に問いかけました。そうじゃないと、守れない・・・と。

ジュンジェ父が自分を息子として心から愛してくれたら、あっさりとソヒの悪事を止めたでしょうし、もしかしたら公表したかもしれません。

チヒョンは、ジュンジェが詐欺師だと父に言いました。あれ?知ってたんだっけ

 

作戦決行の日。

ソヒはジンジュの作戦でおびき出され、シムチョンはチヒョンを呼び出しました。

そして、ジュンジェたちは害虫駆除の会社を装って家に入り込んだのです。

 

ジュンジェは、父を見つけました。

ぼんやりとベッドに座り込んでいて、息子の自分の見分けもつかないほどに視力が低下しているのを知りました。

その姿だけで息子とするとショックですわな・・・。

ジュンジェは怒りがこみ上げて来ました。

自分と母を捨てて、幸せになるどころか、利用されてぼろぼろになっているなんて・・・ですよ。

ソヒの悪事をぶちまけました。

だけど、父は信用しなかったのです。

少なくとも、彼に対してはソヒもチヒョンも優しくて、何の不自由も無かったわけですからね。

ジュンジェが詐欺師だということも、やはり彼の中では大きなショックだったのです。とうとう父親の自分まで騙そうとしている・・・と受け取ったのです。

何としても、ここから連れ出すと言うジュンジェに父は従いませんでした。

 

そのやり取りを家政婦が聞いてしまいました。

で、チヒョンに連絡したのです。

 

チヒョンはシムチョンと食事をしていました。

その時、つい、バカ正直にシムチョンが自分の疑問をチヒョンにぶつけてしまったのです。

デヨンとの関係は?・・・なんてね。

チヒョンはシムチョンが呼びだした理由を察しました。ジュンジェが家に来ていると言う報告を受け、確信しました。

シムチョンを置いて、急いで帰って行きました。

 

シムチョンの前にデヨンが現れました。

シムチョンが襲われるーっ・・・と思ったら、デヨンは持っていたハンマーで水道のパイプを破壊。

一斉に水が噴き出しました。

人魚に変わってしまう~っ

 

だけど、シムチョン屋上に逃げましたよ。

そして、追い付いたデヨンの手を掴み、言ったのです。

「全ての記憶を消し去ってあげる。何の罪も覚えていないのに罰を受け続ける地獄を味わうのよ。」

デヨンは必死に手を振りほどこうとしましたが、シムチョンの力の方が強くて。

 

目を閉じたシムチョン。

デヨンの記憶が、前世までの全ての記憶がシムチョンの中に入って来ました。

ソヒの悪行も含めて、全てです。

そして、知ってしまいましたよ、シムチョン。

前世のタムリョンとセファはハッピーエンドなんかじゃなかったということを。

又嘘だったのね・・・。

 

デヨンの記憶は

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