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青い海の伝説OST(2CD)(SBSドラマスペシャル) |
クリエーター情報なし | |
Loen Entertainment |
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シムチョン・・・やはり人魚ですわ。kissされても、その意味をイマイチ量りかねているんですね。
ジュンジェがうわごとで“セファ”と呟くのを聞き、それはジュンジェの初恋の人だと誤解しました。
綺麗な人?・・・と嫉妬です。
ジュンジェは、以前シムチョンが自分の事を他人のように言っていたのと同じように、シムチョンを見つめながら言いました。
「綺麗だ。」
ところで、シムチョンはテオにネットの使い方を教わって以来、いろんな事を検索し、俗語まで覚えてますよ。
その吸収ぶりは驚くべきほどです。
ジュンジェは、タムリョンとしての夢を以前にも増して見るようになっています。
だから、セファが危険な目に遭いそうになるのが、怖くて仕方がないのです。
これまで失うモノなど何も無いと思ってきたからこそ、大胆な詐欺を行えたのであって。シムチョンという失いたくないモノを得た今は、シムチョンを失う事が怖くなっていました。
この時以来、シムチョンはジュンジェが自分を好きなんだとはっきりと分かった事が嬉しくて、世間に叫びたい気持ちでいっぱいになりました。
常に心の中では、呟いているんです。
“ジュンジェは私が好き。私が好きなのね”
・・・と。ジュンジェは苦笑するばかりです。
その上、気持ちがハイだと、力もみなぎって来るらしく。馬鹿力を発揮して、部屋の模様替えをしたりしてますし、街で困った人を見かけるとすぐに手助けしてあげてます。
その中に、ジュンジェの母ユランも含まれていました。
ひったくりに遭ったのを、助けてくれたのです。
ユランは、ジュンジェの父に病院で会った時、無視されたと感じていました。確かに目が合った筈なのに、何の反応も無かったからです。
本当は見えていなかったんですけどね。
自分にとってはいまだに傷として残っているのに、元夫にとって自分は既に過去で、傷としても残っていないと思ったのです。
で、鬱々として一人でお酒を飲んでいると、ジンジュが話し相手になってくれました。
ジンジュって、俗物だけど、根は優しい人なんです。最初はユランに対して反感を持って対していたのですが、今ではすっかり頼りきっています。
慰めるようにワインを勧めたジンジュ。そして彼女が話し始めたのは、なんとソヒのこと。
ソヒが如何に悪い女か話しましたが、それはまさに自分の過去。ユランにとっては思いがけないつながりでした。
まさか、ジンジュがソヒと知り合いだなんて、思ってもみませんでしたから。
ユランは衝撃を受けました。
そして、この家の家政婦を辞めようと決心したのです。
突然のことに、ジンジュは驚き慌てました。頼りきっていたユランがいなくなるなんて・・・ですよね。特に料理の腕前は天下一品だと思ってますから。
で、次の人が決まるまでは続けるという話になりました。
シアは、元々ユランに対して冷たく当たって来てました。
完全に見下した態度を取っていたのです。ま、だからと言って落ち込むユランではなくてね。
正しいと思う事は雇い主のジンジュ相手にでも、はっきりとモノ申すタイプなので、シアは余計にイラついたりしてました。
ところがですよ。ある日、偶然見ちゃったのです。
ジュンジェの枕もとに置いてある母親との写真に写ってる男の子が、ユランも持ってる家族写真の男の子と同一人物だということを。
姑になるかもしれない人だったんだ
シアは焦りました。
今さら、これまでの自分の言動を訂正することも取り消す事も出来ません。後の祭りっちゃぁ、この事です。
ソヒは、弁護士を巻き込んで遺言書の内容を書き換えさせました。
そして、目の良く見えない夫に、サインさせたのです。
チヒョンは気づいていました。
でも、訂正しませんでしたし、父にも話す事はありませんでした。
ある日、ジュンジェ父は、ふらついて階段から転げ落ちてしまいました。
ソヒは、充分察していたのに、手を差し伸べなかったのです。
おまけに、階段の下で倒れている夫を助け起こす事も無く、上から見ていましたよ。このまま放置したら、死ぬかもしれないと思ったのでしょう。
でも、チヒョンが帰宅して、病院に担ぎこみ、命は取り止めました。
その時チヒョンは、階段の上に母がいて、様子をただ見ているだけだったのも知っています。
なのに、母を責める事もせず、秘書にはただ倒れている・・・とだけ説明しました。決して階段から落ちたなんて、言わなかったのです。
治療が済んだジュンジェ父は、うわごとにジュンジェを呼び続けました。
チヒョンはそれを知り、心を決めたようです。
自分は、母だけを守ろうと。父からの愛情を求めるのは、もう止めようと。
ジュンジェは、デヨン逮捕に向けて、ホン刑事に協力しています。
ホン刑事の部下は、ジュンジェが刑事のようにあれこれと意見を言ったり、指示したりするのを面白くない表情で見てます。
ホン刑事も、デヨンのあとは、ジュンジェ逮捕だ・・・なんて言ってますが、本当のところは、ジュンジェとの腐れ縁を楽しんでいるように見えるんですね。ルパンと銭形警部って関係に見えます。
捜査の中で、ジュンジェはデヨンがシムチョンの正体に気付いているのではないかと感じました。
だからこそ、タンクに水を貯めて、シムチョンの正体を確認しようとしたのではないか・・・とね。
ジュンジェは、夢の結末が知りたいと思いました。
タムリョンとセファが、危機を前にして、どういう行動に出たのか、そして、どうなったのかを知りたいと思ったのです。
で、主治医の精神科医の睡眠療法を受けました。
タムリョンは、幽閉処分を受け、ホン刑事と部下と同じコンビに、船で送られる事になりました。
その途中、風灯が挙げられているのを見ました。
ヤン氏がセファを捕まえようとしている・・・とすぐに察しました。
大切な人を守りたいから・・・と必死に役人に頼み、船を戻してもらいました。
その時、ヤン氏は手下たちに、おびき寄せられたセファを殺してでも捕まえよと命令していたのです。
網が投げ込まれ、セファは逃げる事が出来なくなっていました。
槍や銛、弓矢が次々とセファに向かって放たれていました。
セファは腕を怪我していました。
タムリョンは、ヤン氏を止めようと、斬りかかりました。
その騒動の中、セファに向かってトドメを刺そうと、ヤン氏が銛を投げたーっ
でもね、その銛を身体で止めたのは、タムリョンだったのです。
そのままセファの腕の中で息絶えたタムリョン。
セファはそれを知ると、銛をもっと突き刺しました。銛はセファの身体にも・・・
二人はそのまま海の底に沈んで行きました。
セファの腕から、例の緑の腕輪が落ちて行きました。
それらを夢で見ているジュンジェ。
その治療室にデヨンが向かっていました。
ジュンジェの主治医、昔人魚のことをヤン氏に話して聞かせた漁師です。
そして、デヨンの主治医でもあったのです。デヨンは、昔から衝動を抑える事が出来ないある種の病を持っていました。
薬を定期的に処方してもらっている関係だとか。
あいやぁ~朝鮮時代からの縁が、そこにもここにも・・・。