ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

父として、茶碗洗いをする…!?

2009-11-23 22:22:24 | 生き方
日々の生活。昨年は、夫婦そろって単身赴任生活だったが、今は一家4人で生活する毎日になっている。
しかし、息子は毎日忙しく、帰りが午前様になることもざらにある。
妻も、遠距離の通勤なので、その帰りを待っていては、夕食は非常に遅くなる。
結局、娘が夕食を作ることが多い。
誰かが食事の支度をしてくれるのは、非常にありがたい。
食事の内容については、作ってくれる人には感謝のみ。
食後、後片付けをしたあと、茶碗洗いをするのが、私の仕事になっている。
親父は、50代半ば過ぎで亡くなったのだが、茶碗洗いなどしている姿は、見たことがない。
いつも、それは、母の仕事だった。
父は、
「お母さんが大変だから、茶碗ぐらい台所へ片づけろ。」
などと、子どもの私たちに言うことがあったが、自分で茶碗を片付ける姿も、茶碗を洗う姿も、まず見たことはなかった。
実は、父が酒を飲んでいたために片付けが遅くなったというのだったが。

今は、妻も、自分も、娘も、息子も、皆働いている。
そう考えると、一家では自分が父となっているのだが、自分だけが特別だとは考えていない。
皆、同じ。1日を働いて、疲れて帰っている。
後は、皆、疲れているのだから、家族で気持ちのある者が、どう動くかだ。
…ということで、ひたいも、心も、両方が広い私の出番となる。
だから、通常、私が、茶碗洗いの仕事を行うことが多い。

茶碗を洗いながら、よく曲を流す。
曲は、最近は、20代の頃よく聞いた歌たちになっている。
時に、歌声を張り上げながら、茶碗や皿を洗い、それらを拭き、食器棚へ戻すという作業をしている。
歌うことで、なんとなくやるせない気持ちが和らぐような気がするのも、事実なのだ。

本当は、ここからその歌について描こうと思ったのだが、時間がなくなった。また次回に続く…ということにしよう。
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2 コメント

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父として・・・ (sunQ)
2009-12-06 15:17:43
皿洗ってますか。ナイスな父ですね。
私は 父として 朝食の仕度と娘の弁当作り をやってまーす。

本当は右の物を左にも動かさないような亭主関白なオヤジになりたかっただけど,どこでどうまちがったのか,厨房でよく働くオヤジになりmした。昔そんな人はゴキブリ亭主と呼ばれ,あまり尊敬されなかったような気がします。

 基本的に,夜は晩酌してすぐ寝ちゃうので,皿洗いはあまりやらないのですが,優しい妻が時々,洗ってない皿を朝まで残しておいてくれるので,そのときは洗います。

NHkラジオが厨房の友です(昔はFMでしたが最近はおしゃべりばかりうるさくてほとんど聞かなくなりました)。

家事って,生きていればやることですから,自然にできれば良いですよね。家庭の中で,掃除する人,洗濯する人,炊事する人,片付ける人のなど分担が自然に出来,呼吸をするように自然に働けたら良いなあと思っています。
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自然でありたいね (50fox)
2009-12-10 22:30:08
sunQ様


「家事って,生きていればやることですから,自然に…」という部分、気に入りました。
そう。最近は、「誰かがしなくてはいけないのだから」なんて思って、それが自分でもいいと思うようになったのです。
だいぶ自然にできるようになったのですが、やはり自分の時間が減るなあと思っている、夜であります。
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