ON  MY  WAY

60代を迷えるキツネのような男が走ります。スポーツや草花や人の姿にいやされ生きる日々を綴ります(コメント表示承認制です)

1月は3度しか走れず…

2016-02-04 22:01:59 | RUN
首痛・頭痛があって、走りに出るのをおさえている。
おまけに、冬の新潟は、天候が悪い。
先日の雪で、いつもの運動公園周辺も真っ白。
安心して走れるところもなくなってしまった。
夜は路面が凍結していたり冷えすぎていたりしている。
おまけに、首痛・頭痛はなかなか回復しない。
なので、健康・安全両面で不安がある。
そういうことを理由に走らないでいたら、走らない日々が20日間となってしまった。
おお、もう1月が終わるではないか。
走れるものなら走りたいなあ。
日曜日、小雪交じりの午後で、相変わらず外の天気もよくなかった。
だが、福士加代子の快走を見たこともあり、どうしても走りたくなってしまった。
久々に走りに出ることにした。

走る場所は、地下道と、車の通りが少なく消雪パイプで水が出ている道。

雪の上は、冷たいとか濡れるとか言うよりも、滑ってしまうので走りにくい。
だから、少なくとも滑らず走れる道を行きたい。
シューズがびしょびしょになっても、どうせその後数日は走ることがない。
だから、消雪パイプから水が出ていても雪がなく滑らない道を行こう。
…ということで、準備運動をして、小雪舞う中を走り出した。
気温は、0℃。

走っているうちに、雪が強くなった。
それまで止まっていた消雪パイプの水も、噴出を始めた。
脚や靴にその水がかかって濡れてしまった。
しかし、今、走れていることがうれしい。

雪が強くなったら、短い時間に路上に足跡が残るようになって、それもまた面白い。
同じコースを走るものだから、折り返すと今走った足跡が残る。

面白いもので、雪や雨が降っていると外へ走りに出ようとは思わないものだが、走っている途中に強く降ってきても、走りをやめようとは思わないものだ。
自分でもおかしいなあ、と苦笑する。

気持ちよかったけど疲れてもきたし、そろそろ家へ帰ろうかと思っていたら、急に左足の中指から小指当たりの一帯におかしな痛みが襲って来た。
なんのこれしきと思いながら、痛みに負けず家まで走った。

結局12kmを、1時間10分ほどかけて走った。
首痛や頭痛が出なかったのはよかったが、左足痛が出たぞ。
まったく、60歳に近くもなってくると、いろいろな痛みが出るものだ。
まあ、これが普通なのかもしれないな。

1月は、体調不良や積雪などのコンディション不良によって、走ったのはなんと3度きり。
2月も、体調と天候等のコンディションがよければ、また週末には走るようにしていきたいものだ。
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マンガ「柔道部物語」で強くなっていたとは…

2016-02-01 22:29:36 | スポーツ

今から30年くらい前に面白かったマンガに、「柔道部物語」というのがあった。
確か単行本は全巻で11,2冊だったと思うが、結構面白がって全巻買ったのを思い出す。
作者は、新潟県出身の小林まこと。
「新賀田県」と変えられてあったが、それ以外にも新潟県人なら心当たりのある固有名詞がよく出てきていたのも、私は好きだった。

この「柔道部物語」というマンガを、五輪3連覇の偉業を果たした野村忠宏氏が語っていたTV番組が放映されているのを、先日見た。
NHKの「スポーツ・ラボ」という番組で、「ぼくらはマンガで強くなった」というシリーズがある。
そこで今回扱っていたのが、「柔道部物語」である。
「柔道野村“背負い”の秘密」という内容だった。
野村氏が小学生時代に夢中になって読んでいたのが、このマンガだと言う。
このマンガの特徴は、高校柔道部の実態を、マンガ家小林まことが自分の経験をもとに描いていったものだった。
主人公の得意技は、背負い投げ。
これは、野村の得意技であると同時に、古賀の得意技でもあった。
主人公と同じで、弱かったからこそ、野村は、強くなりたいと主人公と同じ背負い投げを磨いていったのだと言う。

作者の小林が、大学生だった柔道家古賀稔彦自身からファンレターをもらったことをきっかけに、高校柔道で主人公が強くなっていくマンガに方向転換したのだとか。
古賀を追いかけていくうちに、柔道の技の詳細な部分が分かるようになり、それをマンガにリアルに表現するようになったのだとか。
そして、その表現を真似て、野村が柔道の技を研究していったのだそうだ。
実は、野村の初めての五輪3回戦で負けていた試合を、時間ぎりぎりで片手の背負い投げで一本を取り、勝ったことによって、その後の3連覇につながった。
もし、そこで負けていたら、3連覇はなかった。
実は、その片手の背負い投げは、古賀が試合で片手一本で決めたのを見て、小林がマンガに描いていたのだと言う。
野村が、片手でも投げられるというマンガの場面を思い出して、トライしたのだというから、驚きだ。
こうして、片手背負いで、古賀―小林―野村がつながってしまった。
この事実に、古賀も野村も驚いていた。

面白かった。
マンガも好きだし、スポーツも好きな私にとって、とても見ていて楽しく興味深い番組となった。
なお、この番組は今週末また再放送するということだ。
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