壬生狂言「花折」
先日、見た狂言の中に、たまたまこの演目もありました。
これは、まだ若い僧を通して、お酒の戒めを説く狂言です。
昔から、お酒での失敗は、後を絶たないのですね。
<あらすじ>
若い僧と、住持(住職)が出てくる。
寺には桜がきれいに咲いている。住持は若い僧に「この花折るべからず」のふだを枝につけさせ、花見客を寺に入れないよう命じて外出する。
若い僧が、読経をしながら留守番をしていると、どこかの旦那とお供の者がやって来る。
寺に入れてくれるよう頼むが、若い僧は許さない。仕方なく二人は門前で酒宴を始める。
お酒好きの若い僧はたまらず、塀越しにお酒を盗み飲み、それが見つかり供の者に縛られる。
しかし、寺内で花見する事を条件に、許して貰い、更に、酒宴に加わり、大騒ぎし、悪酔いして倒れ寝込んでしまう。
旦那は供に花の枝を折らせ、帰って行く。
そこへ帰って来た住持は、この有様を見て怒り、若い僧を、杖でたたきながら追い出していく。
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たまたま見たものが、こんな内容で、その後、あんなニュースで…、
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酔って、自分を失った人には、最後まで、見届けて無事を確認してくれる人がいればよかったのになあと思うのは、甘いですか?
それにしても、鳩山大臣の、コメントには、カチン!ときました。
政治家の醜態を棚に上げて…(ーー゛) よく言いますね!
それと、NHKは、このジャンルのニュースは、あまりしないのが常だったのに、今回は、他局より多いのではと思うくらい、報道してました。ちょっと、理解に苦しみます。(~_~)