「動く歴史風俗絵巻」 と呼ばれる時代祭、その行列は明治維新から平安時代へ
遡るもので、今では20列、およそ2000余名の大行列となっています。
今年は、NHK大河ドラマ「龍馬伝」で坂本龍馬に注目の集まる中、
※「維新志士列」 の中で例年の如く京都青年会議所の方の扮する
「坂本龍馬」が堂々と行進していきました。
きっと、いつもに増して注目を浴びていたことと思います。
坂本龍馬 中岡慎太郎
西郷吉之助 高杉晋作
次は※「江戸時代の徳川城使上洛列」
これは当時、一般の大名行列よりもずっと盛大で格式の高いものでした。
時代祭りの中でも最大の行列です。
長持ちを運んでいます。
「奴」 毛槍を振りながら、
※「江戸時代夫人列」 はとても華やかです。
「皇女和宮」 :公武合体のために十四代将軍徳川家持に降嫁されました。
平安神宮に祀られている「孝明天皇」 の妹君にあたります。
着物は十二単
大田垣蓮月:江戸末期の 玉瀾(ギョクラン):画家、池野大雅の妻
女流歌人。 真綿紬の小袖姿
その娘時代を偲ぶ姿
「吉野太夫」:名妓と謳われた人 「出雲阿国」:出雲大社の巫女
打掛小袖に帯 京都四条河原で踊ったのが
男衆と禿二人を従える。 歌舞伎の起こりと言われている。
この時代は、階層、年齢、季節などによって様々な服飾があらわれ、
結髪と衣装だけでも人物を特定できるところから、個性豊かな服装を
網羅した列となり、華やかで見ごたえのある行列です。
女性ならば、一度は袖を通してみたい着物ばかりです。
どれもきれいですね (^^♪