月に一度の、シニアのためのカルチャークラブ「寛裕塾」
7月はおくどさん体験でした
行き先は、滋賀県高島市の安曇川泰山寺地区
「ソラノネ」
私達はマイクロバスで行ったのですが、県道から脇道に入り、
細くくねった道を行きますが、両側は木や草ばかり
こんなに山の中を、いったいどこへ連れて行くの?
と誰もが思う道でしたが、突然、ぱあ~っと視界が開け、草原と小屋が見えました
イチョウの大木
シンボルツリーですか?と尋ねるとはいッと♪
樹齢は聞けませんでした
ちょっと北海道の雰囲気ありませんか?
ジャガイモ畑?
モンシロチョウが飛び交ってました
想像もつかない飛び方、右へ左へ、上、下、\(◎o◎)/
ここは、山の中ですが、比較的平地です
元は荒野で、戦後開拓者たちによって作物を育てるまでなりましたが
今では耕す家が減ってるようです
その土地に「ソラノネ」というエリアが創られました
比良山系からの湧水、肥えた土壌、竃(カマド)の火、
これらから、自然と人との関わりを感じる、
そんなことを、伝えようとしている
土はほんとに黒々して、歩くとふわふわがよく分かりました(イイツチ♪)
でも、私みたいな凡人は、竃で炊いたごはん
まずは、味わいたい
自分たちで薪を割り、お米をかし、竃に掛け、
炊きあげます
お米をかす段階から湧水を使います
水加減、これが~~~(ーー;)
1杯、2杯、3杯…
14杯入れるのですが、アレッ?
15杯入ったん違う?疑惑が!
火加減は初めから強火、グツグツという音を聞き取り、火を弱める
ビチビチ…と言い出したら出来上がり
さて、炊き上がりは、
大丈夫でした~ ホッ
おこげもちょっぴり♪
この竃は、薪をくべる口は、右だけ
竃の中は右から左へ火の抜ける空間があります
お米を炊くほどの火力はないですが、保温、お湯を沸かす、
じっくり火にかけておく調理に向いてます
余熱利用の、省エネ♪
久々に、けむたい
この感覚ひさしぶり
おかずは、どこまでが自給自足かは分かりませんでしたが、
お店が用意されます
かまどごはんは、みんな、おいしいおいしいとおかわりして、
残った分は、おにぎりにして持って帰りました
お釜洗いは、しなかったけど…?
しばらくの自由時間、
この広い野原いっぱい♪
私は歩き回りました
朝のうち雨が降ったので足元が濡れましたが
それでも土がふわふわで、気持ちよかったです
ポニーがいました
シロツメグサが、好きだそうですよ♪
ムシャムシャ食べてました
手綱を引いてる方に、人参とどちらが好きですか?と聞いたら、
『人参、甘いからな♪』 と答えが返って来ました
ブルーベリーの木を何本か見ました
完熟にはまだ少し時間が必要ですね
7月終わり頃から8月、摘み取り体験できるそうですよ
19世紀から20世紀になるとヒトの世界が自然の世界を圧倒し始める
ソラノネの方は竃を使う事で、その事を考えてほしいと
思っておられます
近畿の水瓶、琵琶湖を持つなど、
滋賀県は率先して地球環境を考える立場かもしれません
もちろん、滋賀県だけでは何もできませんが、常に、念頭に置くべきかと
あ~家では出来ない羽釜ごはん
ごちそうさまでした