第38回 傷だらけの維新
上野の彰義隊は、大村益次郎が予言した通り、一日で討伐しましたね
林家正蔵さん、雰囲気ありますね♪
彰義隊にさほど手こずらなかった一因として、
佐賀藩から借りた最新式のアームストロング砲があるといいます
大村はこの大砲を使う機会を十分に計算し、
何があろうと砲を敵に奪われてはならぬと厳しく言っていました
戦闘が午後を過ぎても終わらず、官軍の指揮官たちは夜戦になるのを心配したが、
アームストロング砲による上野山の砲撃が開始されていました
大村は平然と、懐中時計を見ながら
「もう何時になりますから大丈夫です
夕方には必ず戦の始末もつきましょう」
と平然としていたところ、
やがて江戸城の櫓から上野の山に火の手が上がるのを見て
「皆さん、片が付きました」と告げました
ほんとに戦勝を告げる伝令があった時には、感服したそうです
まるで、予言者ですね
オセロをしても、将棋を打っても、相当な成績を残すかもです(^o^)丿
でも、東北地方では幕府の諸藩がまだまだ抵抗し、
それを鎮圧せんと、官軍に参加したのが、
丹波国北桑田郡山国村の若者で結成した「山国隊」でした
京都の三大祭りのひとつ、「時代祭」では
「維新勤王隊」として、山国隊に倣った姿で参列 があります
維新勤王隊・鼓笛隊
カッコいいんです♪
錦の御旗~(月と太陽を表す)
鳥羽伏見の戦いで岩倉具視が、この旗印を掲げたのが、
新政府軍に大勝利をもたらした要因のひとつなんですね
鉄砲隊
ドラマでは幾度となく錦の御旗が、画面に出てきます
官軍の旗印であり、朝敵征伐の証でした
一度、御所の一般公開で見たことがあるのですが、
もちろんテレビのより古びていますが、
本物はも少し厚みのある織物で、刺繍もしてあったような、
貫禄を感じる幟でした
時代祭は、鼓笛隊の太鼓と笛の音が聞こえてくると、
行列が来たなと、もうワクワクします
あ、長くなってしまいました
吉之助の弟さんの吉二郎のこと、書きたかったのですが
今日はこれにて
なるべく早く、この後もブログアップするようにと
自分自身に懇願しております(^-^;