5日、6日と桜島を見ているうちに、行ってみたくなりました
鹿児島港からフェリーに乗って15分で、行けるそうです
高校の修学旅行以来、
??年ぶりの桜島上陸をしよう!
パンフレットに、著名な俳人の句碑がある、と案内されています
ちょっと時間が気になりますが、とにかく歩こう!
と、溶岩なぎさ遊歩道というところを歩きました
右側には、青い海と緑豊かな山、中腹にまで建物が見えます
前日はあそこから桜島を見ていたわけですか
鹿児島市街との間が、錦江湾、コンサート会場はどれかな?
とか思いつつ…
10分ほど歩いたら、
この階段をのぼると、
熔岩色を重ねて古りて冬ざれて 高濱年尾(1900~1979)
この方は高濱虚子の長男さんだそうです
熔岩色(らばいろ)と読むとは、全然知りませんでした
ここからまた、同じくらい歩くと今度も、
また、階段の上に句碑があるのですね
黒い桜島折れた銃床海を走り 金子兜太
よう分からん…
と思ったのですが、家に帰って撮った写真を見ていますと、
右から錦江湾に向かって、細く陸が伸びています
茶色く見えるのは熔岩が長年、潮や風にさらされ変色してしまったのかな?
昭和35年に詠まれた俳句だそうですから、半世紀前
その時は黒い熔岩が勢いをもって海に突き進んでたのでしょうね
この辺り、大正熔岩と書いてありまして、
桜島の噴火で近年一番規模の大きな時のものだそうです(1914年の噴火)
なぎさ遊歩道からは、生い茂った木々の向こうに桜島が半分見えます
松をたくさん見かけました
薄もたくさん
根付いて噴火で枯れて、また育ってまた噴火して
何度も繰り返してるのですね
活火山で、いつも噴煙を上げているようです
地元の方は、慣れてしまっておられるのでしょうか…
旅行最終日、列車の時間が気になるので、早めにまたフェリーで
鹿児島港へ戻りました
芭蕉、一茶、蕪村、子規くらいしか知らなかったのですが、
金子兜太、高濱年尾、覚えました♪
名前だけですが(^-^;