麒麟がくる 第三回 美濃の国
十兵衛が畑に鍬を振り下ろしていた所は、
「明智荘」 今の岐阜県の可児市
岐阜県中南部に位置し、木曽川が流れ、近くに土岐市がある!
なるほどです
十兵衛は、村民と共に、荒れた田畑を耕していました
そこへ、帰蝶さんがやって来て、館へ行き、
十兵衛の母と、駒ちゃんと女三人の話は盛り上がりました♪
帰蝶は、夫の頼純の死について、十兵衛に尋ねたかった
そりゃそうですよね
”父と夫の板挟みの帰蝶は、辛いだろう”
という気持ちを伝えた十兵衛ですが、
それ以上、深くは話さず…
若い時から知将だったのですね、きっと
さて、私の期待の、菊丸さん、再登場思ったより早くて♪
薬草や、お味噌や野菜を持って、
助けてもらったお礼にやって来ました
お母さんがおっしゃったとのこと
お母さんと暮らしておられたんですね
駒ちゃんは、しょい籠の中の薬草に目が止まった♪
優れた看護師さんです
もう、薬草に夢中
菊丸さんの手を取って喜んでました(^-^;
十兵衛さん、なにか?
ところで、十兵衛と菊丸、似てませんか?
それに加えて、斎藤高政
同系統のお顔立ちで、三兄弟みたい
この辺りは、今でいう濃尾平野にあたるのでしょうか
岐阜県、愛知県、三重県にかけて広がる平野
木曽三川(木曾川・長良川・揖斐川)により形成された沖積平野
昔、社会科で「輪中」というのを習いました
肥沃だけれど、水害も多い所なのですね
第一回か第二回か、野盗が村に来て、
米俵を盗んで行きましたが、
そういえば、小屋にはたくさんの米俵がありました
きっと、豊作だったのでしょうね
新しく、土岐頼芸(よりのり)が登場致しました
美濃の守護大名、そして斎藤道三は守護代
でも、事実上、実権は道三が握り、頼芸は道三が大嫌いみたい
道三がやって来ました
怒り心頭の頼芸は、
操り人形にされている、次は我に毒を盛るつもりかと、
道三に怒り表すと、道三は
”操り人形に毒は盛りません”
と言ってのけた
言いますね~
元々、頼芸は土岐氏の次男で、兄の頼武を道三と結託して
守護の座から引きずり落したのである
ふたりは同じ穴のむじなかも
皮肉なことに、それ以来道三が頭角を現し
事実上美濃の実権を握ってしまった
美濃に悪がはびこっているではありませんか
次の世代となるのが、
明智十兵衛、斎藤高政、帰蝶
土岐氏には、跡取りはもういない…?
帰蝶さんは、それこそ操り人形になってしまうかも
この三人は、幼なじみですね
十兵衛と高政は、気が合うようです
道三が、いまいち興味を示さない鉄砲
ふたりは、鉄砲の威力を試しながら
将来のことを話し、大きな約束をしました
今、まとまりのない美濃の国を立て直すため、
ふたりで方法を考えよう、と
鉄砲の威力は、想像以上のものだったよう
その力が、ふたりの思いを固くし、また、一歩進めたようです
その頃、尾張の古渡城に陣取る織田信秀
それを、東から駿河の今川義元が攻めて来る
三河の小豆坂で、今川と織田がぶつかる
尾張、三河、駿河の三国は、動乱のさ中だった
ここから蛇足です
岐阜県は主人の故郷です
濃尾平野の南西の大垣市でして、
滋賀県栗東インター→彦根→米原→関ケ原→養老→大垣
と、1時間ほどです
養老あたりで、進行方向左側がぱあ~っと視界が広がり、
春ならそこにレンゲが一面に咲いています
その近くに、大きな建物があり、
昔は「美津濃」 の大看板が現れました
今は、ちょっと見にくい…
今回、初めて気づいたのですが、
「美濃」の間に、「津」を入れて、「美津濃」
何か意味があるのかな?