源実朝は、頭がいいんですね
親王を鎌倉殿に、自分は大御所となりサポートに回るのだと言った
これで鎌倉と京のパイプは手抜かりなし
何かと大変な京との関係もよくなる…
筈だったが
実朝は、御所を都へ移し自分も上皇の側に仕える
はあ~?
鎌倉という土地に居て鎌倉の御家人や民衆のこと、
考えていく気はないのか?
ないがしろにすることになるよ~
義時の「愛想が尽きた」というのも分かる
落胆するのも当然ですよね
私もそう、思いますよ
このところ、極悪な義時だったけど
今回は気持ちが分かるような
そんな中、仲章が実朝の右大臣任官の拝賀式を前にウキウキでいる
義時は、何のために鎌倉に来たのかと尋ねた
私もこの事、知りたかったんです、よく聞いてくれました
「望みは人の上に立ちたいだけ、
執権は退き私が鎌倉を治める」
義時は穏やかではいられない、ですよね
大江広元に今の気持ちを打ち明けている
義時、「私の望んだ鎌倉は頼朝様が死んで無くなった」
大江「あなたは頼朝様に鎌倉を託された
臆することはありません
これが鎌倉の流儀、仲章には死んでもらい…」
雑色のトウは仲章暗殺を命じられた
また、このやり方なのですね、義時さん
拝賀式は刻々と迫ってくる
三浦義村は公暁と実朝暗殺計画を中止とした
泰時に見破られたようだから
公暁は聞き入れず決行するつもり
公暁の母つつじが来て、とにかく自分の道を生きてと、
命を大切にと、
不吉な何かを感じたのか一心に公暁に訴える
でももう誰の声も公暁には届かなかった
実朝の詫びる言葉さえ、信じずに突き進む