9月13日(土) 国立文楽劇場に行って、「仏教と仮面の芸能」を見てきました。
{第一部 天台声明(しょうみょう)}
お坊さんが、数人でお経を唱えられます。
まるで、オペラ歌手のように響き渡る声で、荘厳な空気に、包まれました。…は本当なのですが、この日、数日前から仕事や、なんやかんやで、忙しく疲れがたまってたもので、ちょうど、”子守唄”のようで、ウトウト…いや?スヤスヤと寝てしまい、半分以上聞いてませんでした。
比叡山の、お坊様、ごめんなさい。m(__)m 大変罰当たりな私に、どうか、お慈悲を~!
{第二部 壬生大念佛狂言}
本当は京都市中京区の壬生寺で、節分の公開と、春の公開(4月21~29日)、秋の公開(10月の連休の3日間)、が行われます。
お寺の境内にある、大念佛堂(狂言堂)で催され、誰でも、境内から見ることが出来ます。
これは、”無言コミカルダンス劇” 表現がおかしいですが、そう思います。
鐘(どら焼きの大きいのみたい)と横笛と、太鼓(締太鼓)の伴奏で、物語をオーバーアクション気味で、踊るように表現します。
このオーバーアクションは例えて言えば、「しゃくって、ひねって、止まって、」 から、振り向く、…演歌で言えば、大御所、北島三郎みたいに、”こぶし”の利いた、感じ?ですか。
”カンカンデンデン カンデンデン”
ほぼこのリズムで演じ(踊り)ます。
舞台は能舞台に似ていますが、独特な所は舞台の前に塀で囲まれた空間があり、飛び降りる演技をしたり、”ほうらく”を、バンバン落して割ったりするのに、使われます。(ほうらくとは素焼の30㎝位のお皿で、参拝者が祈願する事を書いて奉納したものです) 演者が飛び降りた時や、百枚くらい有りそうな、積み上げられたほうらくを、一気に落とした時は「うわぁーー!」と歓声が上がり最高に盛り上がります。
こういったのを、文楽劇場の舞台で演じられたのですが、懐かしく、夢中でみました。…ので、目はパッチリ
ほんとに子供の時、よく見ました。いろんなことを、思いだしました。 ( 続く )
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