(8月29日 21時前の月)
夕方からそうだったのですが、遠くの景色がぼんやりしていて、
とっぷり暮れれば闇の中に、ぼんやりした月が見えました
” 宵闇せまれば 悩みは涯なし
みだるる心に うつるは誰が影… ”
(君恋し・歌、フランク永井)
その後の直虎を見ていて、こんな歌を思い出しました
第34回 隠し港の龍雲丸
無いものが見える
思いつめれば思いつめるほど、
見えるはずのないものの気配を感じる
これ、分かります
そして夢に出て来て、現実かどうか区別がつかない
これも分かります
直虎自ら、政次に止めを刺すなんて
とにかく、想像もつかない事が起きて、ただ、泣けるばかりでした
白黒をつけむと君をひとり待つ天つたふ日そ楽しからすや 政次
龍潭寺の昊天さんは
『良い歌ではないですか。あの世でゆるりと待っておるゆえ、案ずるなと』
また、傑山さんは
『鶴らしい』
この歌どう解釈すればいいのかと思っていましたが、これで分かりました
政次さん、直虎も碁盤を用意していつもの部屋で待ってるのですよ
当然のことながら、ものすごく苦しんでる様子です
直虎はまだ知らないけど、気賀のお城も危なくなってきたのです
この上、もし龍雲丸まで失うことになれば…
” …君恋し おもいはみだれて
苦しき幾夜を 誰がため忍ばん ”
薄い影でもいいので、直虎の前に現れてあげて下さい、政次さん
まさかの展開でしたね。
凄い脚本でした。
見てまして、あっと驚いたまま二人の台詞を聞いてましたよ。
子供時代から鶴びいきでしたので!
再登場してもらいたいです。
昔の歌謡曲はしんみりと心に響きますね♪
楽しみに読ませてもらってます。
あの場面は、ほんとにビックリしました。
二人の台詞からずっと涙が止まりませんでした。
直虎が、ああした訳はとことん政次が井伊を裏切っていたと、相手に示したからなのですよね。
そしてそれこそ政次が本懐を遂げることなのだということですよね。
辛い場面でした。