「丁稚羊羹」
この名前の由来は、近江商人発祥の地「近江八幡」 から全国に
丁稚奉公に出た子供たちが、やぶ入りで帰郷した時、
奉公先のご主人へのおみやげにこれを持ち帰ったことから、
「丁稚羊羹」言われるようになったとのことです。
普通の羊羹とは違い、安価で作れるものです。
普通の様に寒天で固めるのでなく、こしあんと砂糖を
「小麦粉」で繋ぎ、竹の皮に包んで、蒸し上げます。
海から遠い所で、海草のテングサが手に入りにくい事もありました。
水羊羹とはまた違う味です。
栗の刻んだのが入ったのもありますが、元々は、何も入れず、
小豆味のあっさりした甘みだけです。
また、もちもちした感じもいいです。
大福餅でお酒を飲む方がおられるくらいですから、
丁稚羊羹も、お酒にも合うのではないかな (^^♪
丁稚羊羹を作っているお店はいくつかありますが、
「和た与」 というお店が有名でしょうか?
写真のは違いますが…m(__)m