八月三十一日。
朝八時に西新宿の現地へ赴いてみると、大型トラックの後ろにマイクロバスが停まっていて、なかから杏子さんが出てくるなり、「あ、こっちこっち」と手招きするのでそちらへ走って行くと、「さ、早く」とわたしの腕を掴んで、引きずり込むようにしてバスに乗せました。
バスは直ぐに走り出したので、どうやらわたし待ちだったようです。
バスには劇団員と思しき男女が数人乗っていて、みんな既に居眠りをし . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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