ようやく坂を下りきったところで、上野原宿で分かれて中央本線沿いに四方津、梁川と南ルートを通っていた国道20号線の現甲州街道と合流。
犬目宿から約8㎞、1時間20分かけて鳥沢宿に到着。
現在も残る古い家屋がその面影を伝える鳥沢宿は、下鳥沢と上鳥沢の二地区から成立しており、日本橋側が下鳥沢(上段写真)、その先の中央本線「鳥沢駅」前界隈が、上鳥沢↓。
現在は遺っていない本陣は、上鳥沢にありまし . . . 本文を読む
本陣跡の前を鈎の手に右折して犬目宿を過ぎると、道は山肌に沿ったヘアピンカーブが続きます。
「君恋温泉」なる温泉地を過ぎてしばらく行った右カーブの左手に、一目でそれと判る一里塚、「恋塚一里塚」が(上段写真。江戸から二十一里目)。
残っているのは写真の西塚のみで、頂きにはかつて松が植えられていたとか。
恋塚一里塚を過ぎてすぐの集落には、県道から右へ逸れる旧道が残っています。
途中から未舗装と . . . 本文を読む