迦陵頻伽──ことだまのこゑ

手猿樂師•嵐悳江が見た浮世を気ままに語る。

なにをもって歴史と見るか。

2017-04-09 19:36:13 | 浮世見聞記
横浜開港資料館にて、「時を超えて ハマの史跡の物語」展を見る。 時代の流れと共にその土地も姿を変えていくのは、世の必定だ。 しかし、かつてはここに何があり、どのやうな人たちが生活していたのか─ それを知っておくことも、大事なことだ。 そこには確かに、“人間の生活”といふ文化が、存在していたからだ。 この頃は都心も郊外も地方も、ありきたりな町並みばかりが続いて、いっこうに“文化 . . . 本文を読む
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ごゑんきゃうげん22

2017-04-09 09:35:33 | 戯作
「しかし、そんな宮司さんに、朗報が舞い込んできました。 日本舞踊を習っている氏子の一人が、嵐昇菊先生を紹介したのです。 もと歌舞伎役者の日舞師匠、しかもまだ若いという点が気に入って、ちょうど今までお願いしていた振付の師匠が、老齢を理由に引退したがっておったのを幸い、宮司さんは保存会長の熊橋さんを通して、嵐師匠に後任を依頼したのです。 ―もちろんこの時すでに、娘婿にする腹積もりやったのでしょう . . . 本文を読む
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