陽は熱けれど、風の湿り気も弱まり、夏は着實に終はりへ向ひつつあることを實感す。窓から眺める町の景色にも、盛夏に見る気怠(げだる)ひ空気から、つぎの季節に移りつつある澄んだ空気を見る。私は籠城生活を始めたばかりの四月下旬の景色と、それがよく似てゐることに気が付く。時間は進んでゐるはずなのに──?人災病菌狎れした尻輕どもの“お仲間”に堕ちない用心はもちろんそのままに、時節 . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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