早朝にラジオ放送で寶生流の「殺生石」を聴く。まだまだヒトの密集する場に出掛けるべきでないと決めてゐるなか、“本物”に接することの叶ふ大事な機會。重厚に揃った地謠に、水道橋の能樂堂でこの流派の能を安心して樂しめる日が早く来てほしいと、しみじみ思ふ。そのためには、支那發人災疫病との對峙が重要のはずだが、今やすっかり狎れに陥ったヒトの増へてゐるのが現實。それは角界とても例 . . . 本文を読む
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プロフィール
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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