我が城の郵便受けに近隣の小學校より、夏休み期間中は朝から吹奏樂の練習をはじめる、としたためた紙片が入ってゐた。文面は、感染症對策を充分行なふなど細心の注意を拂ひ云々と、詫び状のやうな体裁を繕ってゐるが、事實上の騒音予告であることに変はりはない。ひとりの近隣住民として、この時世にさうまでしてやることかね、と思ふ。樂器だから大きな音が出ることは、ある程度仕方がない。問題は、下手くそに朝から付き合はされ . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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