例年より寒い節分とかで、こんなに寒くなくてもいいぢゃないか、と確かに思へるほど寒冷に感じた一日。それは日中に晴れ間がなかったことも手傅ったわけだが、初めて訪れた都内の公園の池の畔から見上げた薄ぼんやりとした空に、長い生活のうちにさうあることではない“何か”を見た氣になる。かつて住んでいた町の小さな池には辨財天が祀られてゐて、節分には氏子などの有志により、そこでささやかな豆まきが行はれてゐた。私も一 . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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