散歩の途中、新幹線の高架橋の下に立ち、小刻みに整列した橋脚を見て、この連續が静岡を經て、名古屋を經て、京都を過ぎ、大阪に至ってゐるのだな、と當り前なことを考へる。さう、すべては「千里の道も一歩から」。なにもしなければ、なにもなくそこに居續けて、お終いではないか。人災疫病禍の年までよく行ってゐた町で、便利に利用してゐたイトーヨーカ堂が閉店してゐるのを見て、ありゃ、と立ちすくむ。先月中旬 . . . 本文を読む
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- 嵐悳江(あらし とくえ)──手猿樂師にして、傳統藝能創造家にして、鐵道愛好家にして、古道探訪者にして、文筆家氣取り。
雅号は「李圜(りかん)」。
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