四月六日に参加した「さがみ野さくら祭り」が御縁となり、神奈川縣大和市の地域FMラジオ局「FM やまと」の情報番組『夕なび+プラス!』のコーナー、“エンなび「和ノいぶき」”に電話出演、わが現代手猿樂について話す。
あとで録音テープを聴き返してみると、いやー嵐氏、ウルサイくらゐに語る、語る、語る!
おしまいには氏の惡いクセである早口も始まりかけて、「誰か止めてくれ……!」と我ながら恥ずかしくなった十分間。
限られた時間内で、要領よく話すことの難しさを學んだ十分間。
だが、必ず言わうと決めてゐた師匠の名前をちゃんと話せたので、まずはめでたし。
なぜ私が“嵐悳江”を名乗ってゐるのか、それは私の人生の根本ゆゑ、これだけは決して外すわけにはいかないのである。