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實質、規模の縮小。
實質、失敗を認めたやうなもの。
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東橫線“隔停”の、昔ながらの混雑を緩和するため、一部編成をそれまでの八両から十両に増やしたものを、その二両分を有料座席指定車にしては、實質かつての八両に逆戻りさせたも同然、だいたい“隔停”と揶揄されるほどに停車驛の多い、あんなおっそい急行にそんなしろものをくっ付けて、成功するわけがない。
二本増發して一両減らす──
二歩進んで一歩退がる。
ろくに自社の電車を利用したこともないオエライさんが、通勤電車に有料座席指定車を導入するご時世に乗ったつもりだったのだらう。
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が、けっきょく乗り損ねて、お笑ひぐさとなりにける。