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久々に面と装束をつけて、自作を浚ふ。
夏以来の汗をかき、毎度のことながら自分はトンデモナイことを始めたもんだと、自分に對し苦笑ひする。
とても盛夏には出来ないナ、と思ふが、數年前の殘暑とは名ばかりな盛夏に、橫濱驛前の地下コンコースで行なはれた催しに参加し、織物の装束で舞ったことがある。
いま振り返れば、よくやったもんだと思ふ。
しかし、やらなければ“經験”として心身(からだ)に記憶されないのだから、決して挑戰にムダはない。
今は昔、私は自分の可能性を試したくて、それまでゐた拘束ばかりで夢の無い組織と訣別し、裸一貫で“外の”世界へ飛び出した。
それ以来今日まで、すべてが挑戰と模索の日々である。
が、いまの私には行動を共にする綺麗な装束と、立派な道具がゐる。
だからどこへ行かうが、ちっともコワくないのサ。