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甘利氏による安倍元首相追悼演説の予定が、與野党の強い反發により秋頃に延期云々。
一國民として、そもそも「は? なんであのヒトが……?」と思ふ。
甘利氏と云へば、經済再生担当大臣の全盛期に秘書たちが仕出かした不始末により主流から外れた、いまとなってはとっくに“昔(かこ)のヒト”と云った印象しかない。
生前の安倍元首相とは盟友だったらしいが、現在では一般國民にさういふ印象はなく、追悼演説ならばそれこそもっとほかに辯士はゐるはずで、今の甘利氏では「國民の理解が得られない」。
かつて氏が失脚してすぐの頃、たまたま“お膝元”の町を訪れたことがあり、「經済で結果を出す」とキャッチの入ったポスターが至る所に掲示されてゐるのを見て、なるほど金錢問題で結果を出したな、とひとり笑みしたものだ。