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人災疫病の感染者が、今月二度目となる二十萬人超で確認される。
しかも今日は、二十一萬人に迫る數を確認云々。
全國各地の醫院では、發熱外来の診察予約が人気興行のチケット予約並な早さで満了となり、東京圏内の小さな郵便局では局員に感染者や濃厚接触者が多く出たためATMも含めて臨時休業するなど、一部の都市機能も麻痺しはじめてゐる。
外出時には感染しないやう用心に用心を重ねてゐたつもりが、本當に“つもり”でしかなかった感染者の例もあり、猖獗もここまで極まると為す術なしだった二年前の今ごろを思ひ出してしまふ。
この明らかな“第七波”は、八月中頃あたりから収まるとの見方もあり、それまでは“有要不急”でやり過ごすしかない。
さうでなくても今日のやうな30℃超えの日に、わざわざ外出の用事などつくりたくもない。
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よって今日は、朝から部屋での讀書に時間を充て、一冊を讀み通す。
聞こえるのは冷房の音だけでよい。
窓の外は、見たくもない音が多過ぎる。