陶芸工房 朝

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初轢き

2005年01月05日 | 日記・エッセイ・コラム
_003本日は、轆轤の初轢き。

轆轤は、いうまでもなく、陶芸の器を作るのには欠かせない道具です。
粘土がよく練れていて、硬さが程よく、中心がしっかり出ていれば、簡単に轢けるものなのです。

基本的には、自転車とおなじですから、体で覚えます。一度習得すれば、大体いつでも轢けるようになります。
ところがこれ、毎日轢いていないと、とたんに腕が落ちるんですね。
今日も、久しぶりに轢いたので、45センチの大皿を作るのに3回も失敗しました。粘土を薄く広げるのに無理があると、土がへたってしまうのです。でも、とても楽しい道具で、これに取り付かれると、食事も忘れてしまうから不思議です。

写真は、今が盛りの庭の「ろうばい」。