陶芸工房 朝

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桃源郷

2005年04月05日 | 日記・エッセイ・コラム
花は満開に達しました。
はじめのピンクは、次第に白味をおびて、あやしげな霞のような美しさにかわりつつあります。
「ここはまるで桃源郷みたいだ!」と言った人がいます。
のどかな春の日差しの中、咲き誇る花々にむれ飛ぶ小鳥たちをみていると、本当にそんな気がしてきます。


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ところで、桃源郷って?

 昔、道に迷った漁夫が、桃林の奥に、戦乱を避けて暮らす人々の平和卿を発見する。そこで、手厚いもてなしを受けるが、帰宅した後再び探してみても、ついに見つけることはできなかった。陶淵明が「桃花源記」に記しています。
どうやら花は、「桜」ではなさそうですが、この世のものとも思えぬ美しい仙境だったのでしょうね。

 花の美しさが、人の心をまどわすかどうかは知りませんが、花の下で暮らしていると、夜の桜の怪しげな白さに、はっとすることがあります。