ルーシー・リーについては、以前ここでもご紹介しましたが、2年ほど前に東京で展覧会が開かれてから人気急上昇、今、東京国立近代美術館工芸館で再び、「ルーシー・リーとハンス・コパー展」が開かれています。
そのルーシー・リー展が、いよいよ今年の暮れ静岡アートギャラリーでも開かれます。
そんなこともあって、娘の友だちの静岡アートギャラリーの学芸員が、陶芸に来て、ルーシー・リーの釉薬や粘土の再現に挑戦しました。日本の陶芸にはない釉薬や焼成方法が、どこまで再現できるか興味津々です。
リーの釉薬については、非常に詳しいレシピが残されています。ちなみに、写真で使用している粘土は、二酸化マンガンを初めとして5種類の金属粉を混ぜたもの、焼成するとこげ茶色になります。