暮れから風邪をこじらせ、お正月も明るい気分
になれませんでした。自然に囲まれたこの地は、
この時期とても寒いのです。
今朝庭に出て、蝋梅のそれは見事な黄色い
花が、太陽の光を浴びて輝いているのを見つ
けてはっとしました。北風が吹いて枯れた葉を
一気に吹き飛ばして行ったのです。
厳しい寒さにも負けずに、毎年見事な花を
咲かせるこの花に、たくさん慰めや勇気をもら
っていることを、改めて思いました。
*新春の書初めをしました。
宮澤賢治の詩、「雨ニモマケズ」です。
この詩は、昨年、東北地方の震災の後多く
の人々の心に思い浮かんだものです。
書きながら、 ふと賢治のこころと出合った気
がしました。