昨夜10時頃、バサン・ドスンという大きな音がして、何かがいきなり落ちてきました。
ドキリとしてそっと玄関のドアをあけてみると、ドアの前に大きな木の枝がぶら下がっています。
一瞬何事が起ったのか理解できませんでした。
門のそばにある老齢のモチの木の枝が,自然に折れて落下してきたのです。
モチの木は小鳥が山から種を運んできて育った雑木ですが、ここに家を建てる前からあったいわばこの地の先住民です。樹齢80年は経っているでしょう。数年前には、山鳩が巣を作り2羽の雛を巣だたせました。毎年、頭の部分を伐採していましたが,知人が高齢のためここ数年音沙汰がなく、上に上にと伸びた枝は、ついに2階の屋根を超えていました。多分、不自然な形に無理があっておれたのでしょう。夜、誰もいない時間だからよかったものの、考えてみれば恐ろしいことです。
調べてみたら、樹木の枝が突然落下してきて幼児が木の下敷きになって死亡した、そんな事例もあるそうです。樹木そのものが腐っていたり、病気にかかっていたりすると、公園などの樹木も上から落下してくることもあるそうです。言葉通りの天災ですネ。
自然と共存するのも楽ではありません。草も木も懸命に生きていますから負けない程度に頑張らないといけません。
いざという時に助けてくれるご近所さんに助けられて、落下した樹木を処理したのでした。