しばらくぶりのブログです。あっという間に8月も半ばです。
毎日が35度を超える厳しい暑さの中、秋の展覧会に向けてオブジェの制作に追われていました。
そのオブジェも一段落、昨夜遅く雨が降って、今日はコーヒーのおいしい朝をむかえました。
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蓮華ショウマです。この酷暑の中、数日前から花を咲かせています。
蓮華というのは言うまでもなくハスの花のことで、ショウマの枝葉の先にハスを下向けにしたような花をつけるところから、「蓮華ショウマ」 の名がつけられました。
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いろいろなショウマの仲間の中でもこれは特別な気品を持つ花です。
なぜなら、蓮華(ハス)の花はヒンドゥー教のビシュヌ神とその妃ラクシゥミー(吉祥天)の象徴であり、仏教では泥の中に根を張りながら泥に染まらず、自らの清らかさを失わない菩薩の象徴でもあリ、また、暑熱の環境の中でも清らかさを失わないことの比喩的な意味もあるからです。
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下の写真は、ハスの花をかたどった台座。仏像はこのような台座の上に座っていますよね。
なんだか蓮華ショウマの花を逆さにしたみたいに見えませんか?
みほとけは
れんげの上に
坐しにけり