夏もたけなわ、子供たちにとっては最高にうれしい季節です!!
さあ、ドキドキするような楽しい体験をたくさんしましょう! 大人も一緒にネ !
その1
復元された登呂遺跡集落跡
静岡市にある登呂遺跡は、昭和18年に発見された弥生時代の稲作農耕集落遺跡です。
数回にわたる発掘調査で発見された住居跡5棟、掘立柱建物跡4棟、稲作用の水田跡などが復元されていて、弥生時代後期の集落の景観や暮らしを学べます。登呂から発掘された土器や矢じり等、暮らしの道具を展示した博物館もあり、いろいろなワークショップが用意されていて、小学生が遊びながら歴史を学ぶのにはぴったりの場所です。
粘板岩の矢じりの格好をした岩石を、砂岩の研ぎ石で研いで 「矢じり」に仕上げます。
思い切り真剣に研いでとがらせて、「さあ、鹿でも猪でもしとめるぞ!」
掘立建物倉庫跡での小一時間の作業。田園から夏の涼しい風が吹いてきます。
お土産は自分で作った矢じりのペンダント。材料費は100円です。
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その2
場所は、ふじの国地球環境史ミュージアム
今年3月開館したばかりの静岡県立自然系博物館です。30万点を超える化石や動植物の標本を基に、その道の専門家が、地球の自然や歴史、自然と環境等について共に考えようという新しいタイプの博物館です。
ここにも、夏休みの子供向けのたくさんのメニューが用意されていました。
これは「骨の仕組み」を考えるワークショップ
机の上には,何やら気味の悪い人骨がバラバラに・・・。
先生のお話を聞きながらこのバラバラの骨を組みてて人体に仕立てます。
自分の体を触って骨を確かめたり、
逆さにしたり合わせたりしながら組み立てていきますが・・・
それが なかなか難しい! ついつい大人も手を出すのですがそれでも難しい!
普段はあまり考えない「人の骨」。
でも、こうして組み立ててみるとその仕組みの複雑さ巧妙さに改めて驚かされます。
実物大の骨と格闘する!! 子供にも大人にも楽しいひとときでした。
以上2件は、帰省した小学生のチビちゃんたちと楽しんだ博物館体験です。
お宅の夏休みメニューのご参考までに。