陶芸工房 朝

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秋ふかし

2021年10月19日 | 日記・エッセイ・コラム

秋ふかし隣は何をする人ぞ 芭蕉

ツワブキは冬の花かと思っていたら、ホトトギスを押し分けるようにして、黄色い花をいっぱいに咲かせています。

気温が下がり開放的だった家々の窓が閉じられると、秋の深まりを感じます。そして次に来る冷たい冬を思います。

「秋深し」の言葉からふと芭蕉の句が思い浮かびました。が、私にとっての「秋深し」は展覧会の合否でした。

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昨日は、2021年「日展」の入選者発表でした。一年に一度のこの日は朝から緊張します。

今年も何とか無事に入選でき、今、やっとほっとした気分になったところです。

8月のブログ「滅びゆく西インドの階段井戸」で書いたような経緯で生まれた作品なのですが、出品したのは、

「The Vanising・滅びゆく階段井戸」ではなく2作目の作品でした。

題名は「思惟するY軸」。おかしな題名ですが、中心のY軸に籠められているのは、この年まで生きて来た自分自身の

人生に対する愛と郷愁・心象風景のようなものです。

日展の会期は2021年10月29日~11月21日・会場は国立新美術館・

まだまだコロナが心配ですが、おついでがありましたらどうぞお立ち寄りください。